サニーバードは11月29日、『フィッシェン(Fischen)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.フリーゼ、イラスト:M.ラッヘ、3~5人用、8歳以上、40分、2420円(税込)。ゲームマーケット2024秋にて先行販売される。
2Fシュピーレの今秋の新作で、スカウトアクションのキッズ・ファミリーゲーム部門で5位に入った。デッキを強化していくトリックテイキングゲーム。
ゲームは8ラウンドにわたって行われ、8~10枚の手札を配ってスタート。マストフォローでトリックテイキングを行い、獲得したカードが得点になる。そして前のラウンドで獲得したカードを混ぜて次のラウンドの手札を取るが、足りない分は山札「大海原」から引く。
山札「大海原」には数字の大きいカードや、トリック終了時や次のトリックでさまざまな効果が発動するカードが入っており、序盤にあえてトリックに負けることで手札を強化していく作戦もある。
『トリックマイスター』のフリーゼらしい斬新なデザインながら、効果は複雑ではなく、テンポよく遊びやすいトリックテイキングゲーム。フリーゼファンにもトリックテイキングファンにも嬉しい最新作の登場だ。
フィッシェン(Fischen / Friese / B2F+Sunny Bird, 2024)
獲得トリックが次のラウンドに手札になる循環トリックテイキングゲーム。足りない分はお楽しみ山札から補充して強力なカードが手に入るので、ほどほどにトリックを取りつつ、勝ちすぎない工夫も必要 pic.twitter.com/KF0aTQayNb— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 13, 2025