サメマゲドン(Shark-mageddon)
最強のサメに敵なし
最強のサメを作って陸・海・空のエネミーと戦うカードゲーム。『ソクラテスラ』のAzb.studioがゲームマーケット2021春で発売し、Twitterでバズっている。
手番には手札からサメカードを自分の前に出すか山札から補充するかを3回行う。サメは頭の色によって陸・海・空があり、山札から出てくる陸・海・空のエネミーカードに対応している(空を飛ぶサメもいれば、陸上を移動するサメもいるのだ)。
頃合いを見て手番の最初に「サメマゲドン」宣言をすると、陸・海・空のいずれかのエネミーと対決することができる。しかしその前に、同じ属性のサメがほかのプレイヤーのところにもいたら、サメ同士の戦いが先となる。エネミーに挑戦できるのは、戦闘力が一番高いサメのみ。
さらにエネミーカードは山札から引くたびに裏にして配置されているので、自分が引いたもの以外は謎である。戦闘力が一番でも、エネミーがその上を行けば、せっかく育てたサメが無駄になってしまう。無事にエネミーを倒せばその分得点になり、山札がなくなったときに得点の多い人が勝つ。
サメが十分に育っていないのにエネミーがどんどん押し寄せたかと思えば(多すぎると流れる)、最強のサメができたのにもうエネミーが出てこなくてそのままゲーム終了ということも。でも最後には、無駄に育て上げたサメの品評会が楽しめる。
サメマゲドン
ゲームデザイン&イラスト・Azb.studio/Azb.studio(2021年)
2~6人用/10歳以上/10~15分
『イーオンズ・エンド:終わりなき戦い』日本語版、7月29日発売
アークライトゲームズは7月29日、『イーオンズ・エンド:終わりなき戦い(Aeon’s End: War Eternal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.リレイ、イラスト・S.グスタフソン&S.ハートマン&D.ソリス、1~4人用、14歳以上、60分、6380円(税別)。単体でも、『イーオンズ・エンド』と合わせてもプレイできる。
協力型デッキビルドゲーム『イーオンズ・エンド』の独立型拡張として、オリジナルは2017年(『イーオンズ・エンド』のオリジナルは2016年なのでその翌年)に発売された。破滅の危機に瀕した世界で、人類最後の拠点グレイヴホールドに残った魔術師は、世界を取り戻す戦いに臨む。
「プレイヤーのデッキをシャッフルしない」という特徴的なメカニクスはそのままで、新たなキャラクター8名、プレイヤーカード27種類、4体の「ネメシス」が登場し、戦略性の幅が広がる。さらにプロモパックとして、ネメシスカード9枚、サプライ構成カード3枚、カード仕切り板21枚も同梱されている。
内容物:トークン類 108個、プレイヤーカード 204枚、ネメシスカード 70枚、登場判定カード 27枚、早見表カード 4枚、ターン順カード 13枚、プレイヤーマット 8枚、ネメシスマット 4枚、破孔タイル 16枚、紋章破孔タイル 8枚、カード仕切り板 17枚、体力ダイヤル 2個、ルール説明書 1冊、初ゲームの手引 1枚、(プロモパック)ネメシスカード 9枚、サプライ構成カード 3枚、カード仕切り板 21枚(※カードサイズ:63.5 × 89mm)