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粘着する触手を伸ばせ!『ひっつきクトゥルフ』日本語版、5月下旬発売

ホビージャパンは5月下旬、『ひっつきクトゥルフ(Sticky Cthulhu)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.リヴィエール&C.バルブ、イラスト・R.トルニオール、翻訳・朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、2~6人用、6歳以上、15分、2640円(税込)。

『ひっつきカメレオン(2017年)』のクトゥルフ版。今年イエロ社(フランス)から発売された。テーブル上に並んだタイルの中から、指定されたクリーチャー・タイルを粘つく触手を使って同時アクションで捕まえるアクションゲーム。

2個のダイスを振って、その出目に対応するタイルを早いもの勝ちで取る。『ひっつきカメレオン』では伸び縮みする粘着性のひっつき舌だったが、今作はクトゥルフの触手となった。タイルを取ると「ディープワン・トークン」がもらえ、5枚先取で勝利となる。

触手同士を絡ませないようにするだけでなく、探索者タイルを誤ってつかまないようにしなければならない。ディープワン・トークンを手に入れるごとに狂気が深まっていく選択ルール「呪いカード」もあり。

内容物:粘つく触手 8本、クリーチャー・タイル 30枚、探索者タイル 5枚、ディープワン・トークン 30枚、呪いカード 12枚、クリーチャー・ダイス 1個、色ダイス 1個、ルールブック 1部

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そのイメージは何に見える?『ロールシャッハ』日本語版、5月下旬発売

ホビージャパンは5月下旬、『ロールシャッハ(Rorschach)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.クロース、イラスト・フィオーレ社&K.クロース、4~10人用、10歳以上、15~30分、3750円(税込)。

インクの染み模様が何に見えるかを問うロールシャッハテストを用いたチーム戦ゲーム。ディーププリントゲームズ(ドイツ)の年明けの新作である。

プレイヤーは2つのチームに分かれ、交互に「テストチーム」と「解析チーム」の役割を行う。「テストチーム」はチームの1人を被験者として選び、被験者は抽象的な3枚の画像と、3枚の単語の組合せをひそかに決める。テストチームの他プレイヤーと、解析チームはその組み合わせが何だったかをチップを置いて予想する。

被験者が1枚の画像について正解を発表して、両方のチームが正解なら無得点。どちらかが間違っていれば正解だったほうの得点となる。テストチームが正解で、解析チームが不正解だった場合、次の画像へと進むことができる。

こうして4点以上獲得し、かつ相手チームより2点以上リードしていれば勝利となる。

イメージから連想できる単語を考えて伝えるのではなく、すでにあるイメージと単語の組み合わせを決めなくてはならないもどかしさと、推測の当たったときの連帯感が楽しめる連想ゲームだ。

内容物 イメージ・カード 100枚、単語カード 100枚、木製マーカー 18個、ルールブック 1冊