Posted in 国産新作ゲーム 日本語版リリース

『ウボンゴ ハローキティ』11月19日発売

ジーピーは11月19日、『ウボンゴ ハローキティ』を発売する。ゲームデザイン・G.レヒトマン、1~4人用、7歳以上、15分、1320円(税込)。

パズルゲーム『ウボンゴ』がハローキティとコラボ。パズルの問題カードはハローキティの顔の形、パズルピースはハローキティとお友達のタイニーチャムとなり、初めての人にも親しみやすくなった。

ルールは『ウボンゴ ミニ』と同じで、各自さまざまなかたちのパズルピース8枚を持ってスタート。全員同時に、自分のカードの枠内に収まるようにピースを組み合わせ、最初に完成した人は「ウボンゴ!」という。その人が20数える間にできれば得点。8ラウンドの総合成績を競う。

どのピースを使うかはカードに書かれておらず、『ウボンゴ』と違った難しさがある。また、カードの裏表で2段階の難易度が調整できる。


©’21 SANRIO CO.,LTD. APPR. NO. S621341

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クラウドシティ(Cloud City)

摩天楼の通路

3層のビルにできるだけ長い橋をかけて美しい街を作るタイル配置ゲーム。ウォーカー=ハーディングの作品で、ブルーオレンジゲームズから昨秋発売された。

スタートタイル1枚にビルを置いてスタート。タイルにはさまざまなパターンで2つのビルが指定されており、手札から毎手番1枚ずつ配置して、そこにビルを置き、場札か山札から補充する。同じ高さのビル同士には橋をかけることができ(かけなくてもよい)、橋の長さが長いほど得点が高い。こうして3×3のタイルの街ができたら終了で、橋の得点の合計を競う。

橋は1つのビルにつき2本までで、同じ高さでの交差はできない。それぞれの長さで数に限りがあり、なくなったらもうかけられない。これだけなので、公称30分とはなっているけれども15分くらいで遊べる。 2~3人プレイで3×4枚の街にする、特別契約カードからランダムに1~2枚を使うといったバリアントは最初から入れてもいいだろう。

特別契約カードは「周回する橋1ヶ所につき3点」「青の建物が最多で6点」など。これに従ってできあがったのが写真の街である。青の1点の周回は早々にできあがったが、青の2点の周回は橋が品切れで失敗。これに集中した結果、他がおろそかとなってトップを取れず。

手札と場札を見てあれこれ計画するのが面白い。橋がなくなる上に、場札が前の人に取られてしまうこともあり、描いていた理想通りにはなかなかいかないが、できあがった街はなかなか近未来的で満足感がある。

Cloud City
ゲームデザイン・P.ウォーカー=ハーディング/アーティスト・F.ロス
ブルーオレンジゲームズ(2020年)
2~4人用/10歳以上/30分