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色を探してスタック『カップマッチ』日本語版、11月30日発売

カワダは11月30日、『カップマッチ(Slam Cup)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・アートワーク・不詳、2~4人用、6歳以上、2420円(税込)。

カップの外側と内側の色を合わせて素早く重ねるアクションゲーム。オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から2020年に発売された。

各自自分の色のカップを自分の前に置いてスタート。最初に置く色だけダイスで決める。あとは手元のカップから、中央に置かれたカップの外側の色と内側の色が一致するカップを探して、見つけた人から積み上げ、一番最初にカップがなくなった人が勝つ。

次々と色が変わっていく中で、どの色を探すかという判断力と、カップを素早く裏返す器用さが問われる。中央のカップ台はクッションが入っており、勢いよく重ねられる。

Amazon.co.jp:カップマッチ

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オランダゲーム賞2021に『キューバード』『イッツアワンダフルワールド』『エバーデール』

オランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)の選考委員会は5日、ボードゲームイベント「スペレン・スペクタケル」にて今年の大賞作品を発表した。ノミネート作品3部門各3タイトルから、ファミリー部門は『キューバード』、経験者部門は『イッツアワンダフルワールド』、エキスパート部門は『エバーデール』が選ばれた。

ボードゲームショップ店長、ボードゲームジャーナリスト、ボードゲーム関連団体のメンバーなど10名によって選ばれる賞。2014年から2部門、2020年から3部門に分けて大賞を発表している。昨年のファミリー部門は『ポイントサラダ』、経験者部門は『ザ・クルー』、エキスパート部門は『西フランク王国の建築家』が選ばれている。対象は過去1年間にオランダでリリースされた新作であるため、オランダ国外で発売されたものは1年遅れでの受賞になることが多い。

『キューバード』は場や山札から鳥カードを取って集めるフランスのカードゲーム。『イッツアワンダフルワールド』は日本ボードゲーム大賞も受賞したフランスの現代文明発展ゲーム。『エバーデール』は動物たちが森の中で街づくりをするアメリカのワーカープレイスメントゲーム。ノミネート作品も含めて、『キューバード』以外全て日本語版が発売されている(『キューバード』はゲームストア・バネストとengamesで輸入版の取り扱いあり)。

【オランダゲーム賞2021受賞作品】
ファミリー部門賞:キューバード(CuBirds)
ノミネート:カートグラファー(Cartographers)、探偵クラブ(Detective Club)
経験者部門賞:イッツアワンダフルワールド(De Crew)
ノミネート:ニダヴェリア(De Dwergen van Nidavellir)、ミクロマクロ・クライムシティ(MicroMacro: Crime City)
エキスパート部門賞:エバーデール(Everdell)
ノミネート:アルナックの失われし遺跡(De Verdwenen Ruïnes van Arnak)、マラカイボ(Maracaibo)

Boardspeller.nl:Winnaars Nederlandse Spellenprijs 2021 link