Fired Torch~開会奇譚~(Mysterious Story of Opening Ceremony)
炎上する前に切れ
何かのイベントの開会式で、隠されたキャラクターカードが炎上ポイントを上回る前にスタッフをファイヤー(解任)するゲーム。「ボードゲームフリーマーケット11 in なかもず」にて発表された。
親は山札からカードを引き、そのカードの「炎上ポイント」を左隣のプレイヤーから順にチップをベットして予想する。はじめの手がかりはカード分布(1~12で、1,3,5は3枚ずつある)だけだが、ゲームが進むにつれて残っているカードが減るので予想しやすくなる。
ベットは競り上げで、一度にいくらで上げてもかまわないが、カードの炎上ポイントを上回った次点で親が炎上宣言を行い、最後に予想したプレイヤーは場のチップを全部引き取り、さらに差分だけ親から引き取らなければならない。このルールのため、親は他のプレイヤーにどんどん競り上げるようけしかける。「まだまだ大丈夫ですよ!」
手番プレイヤーには競り上げる代わりにファイヤー(解任)宣言をすることができる。カードの炎上ポイントとチップの合計数が同じであれば、責任を回避できたことになり、チップを親に引き取らせることができる。ただしまだ大丈夫だったら、手番プレイヤーが場のチップを引き取らなければならない。
こうして誰かのチップがなくなったらその人の勝利で終了となる。
炎上ポイント1のカードもあるので、1からベットしていくのが安全だが、そうすると2周目が回ってきたときに追い込まれる。思い切って3とか5とかベットすることで、次のプレイヤーにプレッシャーを与えることができる。まだ大丈夫か、そろそろ潮時かを勘で見極めなければならない中で、じりじりとした緊張が味わえる。
Fired Torch~開会奇譚~(時事ネタゲーム スーパー合体シリーズより)
ゲームデザイン・北条投了/芸無工房(2021年)
3~7人用/10歳以上
ディスカバリーゲームズ/ボードゲームショップDDT
『ウボンゴ ハローキティ』11月19日発売
ジーピーは11月19日、『ウボンゴ ハローキティ』を発売する。ゲームデザイン・G.レヒトマン、1~4人用、7歳以上、15分、1320円(税込)。
パズルゲーム『ウボンゴ』がハローキティとコラボ。パズルの問題カードはハローキティの顔の形、パズルピースはハローキティとお友達のタイニーチャムとなり、初めての人にも親しみやすくなった。
ルールは『ウボンゴ ミニ』と同じで、各自さまざまなかたちのパズルピース8枚を持ってスタート。全員同時に、自分のカードの枠内に収まるようにピースを組み合わせ、最初に完成した人は「ウボンゴ!」という。その人が20数える間にできれば得点。8ラウンドの総合成績を競う。
どのピースを使うかはカードに書かれておらず、『ウボンゴ』と違った難しさがある。また、カードの裏表で2段階の難易度が調整できる。
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