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奇想天外な拡張『こねこばくはつ:こねこばくしゅく』日本語版、8月下旬発売

ホビージャパンは8月下旬、カードゲーム『こねこばくはつ:こねこばくしゅく(Exploding Kittens: Imploding Kittens)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&アートワーク・M.インマンE&E.リー&S.スモール、2~6人用、7歳以上15分、2420円(税込)。プレイするためには『こねこばくはつ』が必要。

キックスターターで900万ドル(10億円)を集めて製品化されたカードゲームの第1拡張セット。オリジナルは2016年に発売された。シュールなイラストはそのままに、6人まで遊べるようになるほか、奇想天外な効果のカードが加えられる。

山札のどこにあるのかバレバレな《こねこばくしゅく》カード、パンダやサメやハムスター、ケモジャーメイド(体毛がちょっと目立つマーメイド)、人間様サイズの方向指示器「はずかしめカラー(大きなエリザベスカラー)」が加わり、一層混沌になるだろう。

内容物:OATMEAL氏のイラスト入り新カード20枚、基本セットで6人まで遊べるようにする拡張カード1枚、人間様サイズの方向指示器「はずかしめカラー」

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グループSNEから「マーダーミステリーミニ」シリーズ3作、8月27日発売

グループSNE/cosaicは8月27日、少人数で遊べる「マーダーミステリーミニ」シリーズとして『死体と温泉』『紫乃淵リライト』『時をかけるトライアングル』を発売する。各2200円(税込)。

『死体と温泉』は秋口ぎぐる氏がデザイン。露天風呂で男の撲殺死体が発見され、温泉宿の宿泊客である小説家、編集者、温泉ライター、たまたま宿を訪れていた近所の劇場のダンサー、出入りのおしぼり業者が容疑者となる。お互いが疑心暗鬼になる中、被害者の脱衣カゴからはサイレンサーつきの拳銃が見つかり、事態はますます混迷を深めていく。4~5人用、15歳以上、60分。

『紫乃淵リライト』はマーダーミステリーでは非常に珍しい2人用。吉田昌乗、秋口ぎぐる、森川秀樹の各氏がデザインした。姉妹のように育った幼馴染ハルとアキが、山奥のキャンプ場を訪れ、思わぬ事件に巻き込まれる。管理人の死体が見つかったのだ。山奥の閉ざされた環境。5人の宿泊客。桜の木にまつわる伝説と、枝にかけられた謎のロープ。そして、《リライト(書き換え)》されてゆく情報の数々……。2人は真相にたどり着くことができるのか? 2人用、15歳以上、60分。

『時をかけるトライアングル』はこれまた珍しい3人用。河端ジュン一氏がデザインした。大学のオカルト研究会の記念行事中、会長が死んだ。遺体の口元には嘔吐の跡、後頭部には打撲痕、胸には刺された傷と血痕。犯人は3人の会員の中にいる!? 部屋を調査する中で、会長の過去の悪事、3人の思惑、そして部室の床に昔から彫られている不気味なレリーフの謎と、まことしやかに語られる怪奇現象が明らかになってゆく。3人用、15歳以上、60分。

グループSNE/cosaicはマーダーミステリーゲームシリーズをこれまで9タイトル発売しているが、いずれも6人以上必要で2~3時間かかる。今回のミニシリーズは、少人数で1時間で遊べるところが特徴で、アークライトの「ミステリーポータブル」シリーズに収められているマーダーミステリー2作のプレイ人数よりも少ない。マーダーミステリーは気になるけれども、人数と時間がネックになっていたという人は試してみてはいかが。