シュピール’21:開幕
10月14日(木)10時(日本時間17時)から、ドイツ・エッセンにて、世界最大のボードゲームメッセ「シュピール(SPIEL)」(主催・フリードヘルム・メルツ社)が開催される。コロナ禍により2年ぶりの開催で、日曜日までの4日間で最大12万人(一昨年比マイナス9万人)の参加を見込む。
37回目を迎え、ボードゲームメインでは世界最大のイベント。コロナ禍の中での開催にも関わらず、出展者数は41カ国から約600団体(2019年は53カ国から1200団体)で、1000タイトル以上(2019年は1500タイトル)の新作が発表される。
新型コロナウィルス感染対策のため、チケットは全て電子チケットとなり、1日3万人までに制限。また入場はワクチン接種済・罹患回復済・48時間以内の検査済のうちいずれかの証明書(EU準拠)が必要。会場内ではPCR検査(予約制)が受けられるほか、医療用のマスク着用が義務付けられる。参加者制限により入場チケットは1日券のみで15ユーロから20ユーロ(2600円)に値上がりした。
日本からはオインクゲームズと冒険企画局+グループSNEが出展する。オインクゲームズは『SCOUT』海外版を発売する予定だ。
参加できない人のために、昨年に引き続きオンラインイベント「シュピール・デジタル」が開かれる。本日17時から視聴可能。また恒例の人気投票「スカウトアクション」(フェアプレイ誌主催)もオンラインで開催され、現地参加していなくても投票できる。会場マップや新作リストなどをまとめたガイドブックのダウンロードはこちら。
会場地図。上が2019年、下が今年。4番ホールを使わなくなり、7番と8番が増えた
オンラインボードゲーム展示会「VRシュピールZERO」10月16、17日開催
オンラインのバーチャル空間でのボードゲーム紹介イベント「VRシュピールZERO」(主催・VRシュピール実行委員会)が10月16、17日に開催される。コアタイム20:00~23:00、参加無料。参加するにはVRChatのアカウント登録、およびSteamとVRChatのインストールが必要となる。
ゲームマーケット前に開催されていた試遊イベント「フォアシュピール」がコロナ禍で昨年から開催できなくなっている中でのオンラインイベント。ゲームマーケット2021秋を1ヶ月前に控えて、創作同人サークル66団体がVR空間で新作を紹介する。
各サークルが4つのワールドに分かれて作品紹介画像・動画をパネル形式で展示し、ボイスチャットによる交流ができる。コアタイム以外にも開催されており、好きな時間に参加可能。出展が明らかになっているのは以下の62団体(アルファベット・五十音順)で、ゲームマーケット常連も多く含まれている。
A.I.Lab.遊、Bitaby&双子のライオン堂、JOKER PROJECT、Joyple Games、Key Unit、snailcode、STUDIO OZON、TanTan、torinozaca、ZEN SELECT、アソビケーションゲームズ、アソビツクース、あっとわん、アニマルウィップ、一石ラボ、角刈書店、かめりあクィンテット、カワサキファクトリー、きたこしちゃんねる、きつねうどんチャーハン定食、ギャングスターパラダイス、ぎゅんぶく屋、くじらだま、くだらないもの工房、クリエイティブAHC、ゲームNOWA、ゲンゲゲームズ、研修ゲームラボ、ごみ☆くず、サイ・コンジャリング、しずくみち、杓子兵器、ジョイアブル、植民地戦争+α、すてきな山、するめデイズ、出汁巻亭、珠工房、チームさくさく、千葉ボドゲーン協会+plus、つきのふね、てんぐすたん、とぅいんくるすたー、名無しの青春、ななつむ、ナナワリ、なべしゃっちょ_おるー、能天気堂、ひばちゃ工房、ピリオド・ゲームズ、符亀(ふがめ)、プレイマーケット、ペンギンかんぱに、ボードゲームカフェプラス、ボドまん×B-CAFE、宮野華也とMob+、妄想ゲームズ☆、ヤブウチリョウコ、遊学芸、遊陽ゲームズ、ゆるボドゲGAMES、レオGAMES
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