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古代ローマ×マンカラ『トラヤヌス』日本語版、5月中旬以降発売

リゴレは5月中旬以降、『トラヤヌス(Trajan)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.フェルト、イラスト:J.ハルトヴィヒ、2~4人用、12歳以上、60~120分(プレイヤー人数×30分)、6930円(税別)。ゲームマーケット2022春にて先行販売される。

S.フェルトが『ブルゴーニュの城』と同じ2011年にアンモナイトシュピーレ社(ドイツ)から発表し、国際ゲーマーズ賞マルチプレイヤー部門1位、ドイツゲーム賞2位を獲得したゲーマーズゲーム。古代ローマ・トラヤヌス帝の治世に、政治、交易、軍事、文化などの領域で影響力を競う。

手番にはプレイヤーボードにある6つの皿から1つを選び、そのアクションを実行する。アクションはカードを出荷する「海港」、属州に軍団兵を送る「軍事」、ローマ市民から支援を集める「フォルム」、元老院への影響力を高める「元老院」、ボーナスタイルを準備する「トラヤヌス」、労働者を建築現場に派遣する「建築」の6つ。

6つの皿には色の付いたコマが入っており、アクション行った皿のコマをすべて取ってマンカラの要領で1個ずつ分配するのがこのゲームの大きな特徴。移動先のコマの色がボウルの横にあるトラヤヌスタイルで指示された通りになっているとボーナスとして追加アクションが得られる。

このような2つのアクションの両立して最大の得点効果を考えるパズルに加え、満たしていないと失点になる市民の要望チェックによって、考えどころの多い作品となっている。日本語版オリジナルのプレイヤーサマリー付き。

リゴレ:トラヤヌス

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水彩画の自然を目の前に『メドウ』日本語版、5月19日発売

アークライトゲームズは5月19日、『メドウ(Meadow)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.カリツキ、イラスト・J.キーヤク&K.フィービガー、1~4人用、10歳以上、60~90分、7480円(税込)。

レベルスタジオ(ポーランド)から2021年に発売された作品。ポーランド年間ゲーム大賞ファミリー部門でノミネートされ、特別賞を受賞した。自然の観察者となり、欧州の美しい自然や、さまざまな動植物を表すカードを集めて、自分だけの草原(メドウ)を作り出すドラフトとアイコンマッチングのゲーム。

手番には、3×4に並んだ場札に小道トークンを差し込んでカードを獲得し、自分の前にプレイする。小道トークンは配置した列の何枚目が取れるか指示されており、他のプレイヤーがほしそうなカードも加味して取る順番を考える。

獲得したカードは草地や湿地をベースに、虫の上にネズミ、ネズミの上に鳥やキツネというように、必要な生息地や餌のアイコンをつなげて配置していく。配置するのに必要なアイコンはひとつとは限らず、多いものほど得点が高い。焚火ボードで獲得できる追加アクションやボーナス点も考慮して美しい景観を作ろう。

200枚以上のカードにはヨーロッパの動植物や風景が水彩画で描かれており、解説書にはそれぞれのカードの豆知識も書かれていて、ヨーロッパの自然に浸ることができる。さらに5つの拡張の封筒を同梱し、遊ぶたびに体験を深められる。

内容物:メインボード 1枚、組み立て式デッキホルダー 4セット、デッキホルダーの組み立て解説書 1枚、ボーナストークン 12個(4色×3個)、焚火ボード(両面仕様) 2枚、目標トークン 11個、小道トークン 28個、焚火ボード用封鎖タイル 2枚、ラウンドマーカー 1個、拡張セットU用目標トークン 1個、親マーカー 1個、自然カード 180枚、初期土地カード(両面仕様) 4枚、アクションタイル 20枚(4色×5種類)、拡張セット入り封筒 5個(各封筒にカード6枚入り)、ルール説明書 1冊、カード解説書 1冊、カラーマーカー 4個、ソロプレイ用タイル 1枚