ゴールデンギーク賞2021に『カスカディア』『ザ・クルー:深海に眠る遺跡』『アーク・ノヴァ』
ゴールデンギーク賞は2006年から始まり今年で16回目。英語圏を中心とするボードゲームギークのユーザー層を反映して、大賞はゲーマーズゲームが選ばれる傾向にあったが、昨年から大賞をライト・ミドル・ヘビーに3分割した。
ライト級の大賞に選ばれた『カスカディア』は、六角形の地形タイルと動物タイルを配置してそれぞれの得点パターンを作るタイル配置ゲームで、日本語版はケンビル。ミドル級の『ザ・クルー:深海に眠る遺跡』は毎回目標が変わる協力トリックテイキングゲームの第2弾で、ジーピーから。ヘビー級の『アーク・ノヴァ』は環境保全にも気を遣いながら魅力的な動物園を作るゲームで、日本語版はテンデイズゲームズ。
その他の部門賞は以下の通り。入賞数では『スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)』がアートワーク&プレゼンテーション、テーマチックほか6部門、『オース:クロニクル・オブ・エンパイア・アンド・エグザイル(Oath: Chronicles of Empire and Exile)』がイノベーティブほか4部門と大賞3作品よりも多く名前が挙がっている。
【ゴールデンギーク賞2021】
2人ゲーム:ラッドランド(Radlands)
次点:サモナーウォーズ第2版(Summoner Wars)、あなたが私を殺したとき(That Time You Killed Me)
アートワーク&プレゼンテーション:スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)
次点:キャンバス(Canvas)、オース:クロニクル・オブ・エンパイア・アンド・エグザイル(Oath: Chronicles of Empire and Exile)
協力ゲーム:ザ・クルー:深海に眠る遺跡(The Crew: Mission Deep Sea)
次点:スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)、ミクロマクロ:クライムシティ・フルハウス(MicroMacro: Crime City – Full House)
拡張:アルナックの失われし遺跡:リーダー(Lost Ruins of Arnak: Expedition Leaders)
次点:パークス:ナイトフォール(PARKS: Nightfall)、コンコルディア:ソリタリア(Concordia: Solitaria)
イノベーティブ:オース:クロニクル・オブ・エンパイア・アンド・エグザイル(Oath: Chronicles of Empire and Exile)
次点:スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)、キャンバス(Canvas)
ライト級大賞:カスカディア(Cascadia)
次点:キャンバス(Canvas)、世界の七不思議:建築士たち(7 Wonders: Architects)
ミドル級大賞:ザ・クルー:深海に眠る遺跡(The Crew: Mission Deep Sea)
ノミネート:スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)、テラフォーミング・マーズ:アレス拡張(Terraforming Mars: Ares Expedition)
ヘビー級大賞:アーク・ノヴァ(Ark Nova)
次点:オース:クロニクル・オブ・エンパイア・アンド・エグザイル(Oath: Chronicles of Empire and Exile)、インペリウム:クラシックス(Imperium: Classics)
パーティゲーム:ことばのクローバー!(So Clover!)
次点:ステラ(Stella: Dixit Universe)、ドントゲットゴット!(Don’t Get Got!: Shut Up & Sit Down Special Edition)
プリント&プレイ:グルームホルディン(Gloomholdin’)
次点:ラッツ(RATS: High Tea at Sea)、グリムワールド(Grim(m) World: First Steps)
ソロゲーム:ファイナルガール(Final Girl)
次点:スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)、アーク・ノヴァ(Ark Nova)
テーマチックゲーム:スリーピング・ゴッズ(Sleeping Gods)
次点:オース:クロニクル・オブ・エンパイア・アンド・エグザイル(Oath: Chronicles of Empire and Exile)、ファイナルガール(Final Girl)
ウォーゲーム:アンドーテッド・レインフォースメント(Undaunted: Reinforcements)
アプリ:グルームヘイヴン(Gloomhaven)
ランドルフ生誕100周年フォトコンテスト、5月8日まで
アレックス・ランドルフ生誕100周年記念実行委員会は現在、ランドルフの作品またはそれをテーマにしたフォトコンテストを開催している。TwitterまたはInstagramに「#alex100photo」のハッシュタグを付けて投稿するだけで、優秀作にランドルフの古い絶版ゲーム(中古品)または記念グッズが進呈される。5月8日〆切。
アレックス・ランドルフは国際的に活躍したボードゲームデザイナー。実行委員会は日本独自に立ち上げられ、国内外の関係者コメントや情報を集めたウェブサイトの立ち上げ、Tシャツやトートバッグなど記念グッズの制作、ゲームマーケットでの特設ブース出展とトークショーを行ってきた。
ランドルフの誕生日は5月4日でGW中にあたる。この前後でのゲーム会でランドルフの作品を遊んで気軽に投稿してみよう。北名古屋ではランドルフコレクターのナフタレン氏が秘蔵の100タイトル以上を持ち込んでプレイするゲーム会を企画している(TwiPla)。
これまで投稿されている写真の一例
🌲ザーガランド🌲
🌲魅惑の森~🌲🌲🌲🌲
🌲おとぎの国の宝さがし🌲
だいすきなゲーム!#alex100photo #alex100 pic.twitter.com/0WVOvAufF2— おもちゃのバオバブ (@baobab_toy) April 9, 2022
イースター島(初
その日 人類は思い出した
モアイ像は石を食べて走るということを…
〜進撃のモアイ〜#alex100photo pic.twitter.com/HGtXsx8RNx— 別府さい Sai Beppu (@allotment31) March 12, 2022
お茶パーティに誘ったの #alex100 #alex100photo pic.twitter.com/vz5Q5PGcck
— メビウスママ (@mobiusmama) April 29, 2022