カードプレイで窮地脱出『ブロックス シャッフル』日本語版、7月23日発売
マテルは7月23日、『ブロックス シャッフル(Blokus Shuffle: UNO Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:N.ヘイズ&B.タビシアン、2~4人用、7歳以上、30~45分、3850円(税込)。
マテル社の人気ゲームである『ブロックス』と『UNO』を合体させた作品で、オリジナルは2021年に発売された。ピースをできるだけたくさん置いた人が勝ちという『ブロックス』のルールに、『UNO』のカードプレイを加えた。
手番には2枚の手札から1枚をプレイして、その効果を適用。その後で自分のピースを盤上に置いて、手札を1枚補充する。ピースを置くところがなくなった人から脱落してゲームを続け、全員置けなくなったところで置けなかったピースのマス数が少ない人(ボード上に最も多く置けた人)が勝利する。
カードはスキップ、リバース、ドロー2から、どの色のピースでも置ける(ワイルド)、辺と辺を隣接して置く、ボード上から自分のピースを回収する、他のプレイヤーのピースを移動する、2連続手番というルールを変更するものまで8種類。運の要素が入り、定石を覆すドラマチックな展開が楽しめる。
袋から引いたチップは何味?『ゲームオブチップス』日本語版、7月29日発売
ジーピーは7月29日、『ゲームオブチップス(Bag of Chips)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.オーベール&T.リヴィエール、イラスト:H.ガリオー、2~5人用、8歳以上、15~20分、1870円(税込)。
アスモデ社(フランス)のレーベル「ミックスロア」から2019年に発売された作品。『シャドウズ-アムステルダム』のオーベールと、チームカエダマのリヴィエールがデザインした。袋から少しずつ引かれるチップを見て、得点を最大限にするゲーム。
毎ラウンド、各プレイヤーには6枚の目的カードが配られ、袋に25枚のチップを入れてスタート。袋から中身を見ないでチップを5枚引き、それを見て目的カードを2枚捨てる。さらにチップを4枚引いてから目的カードを1枚捨てる。さらに3枚引いてから目的カードを得点2枚と失点1枚に分け、最後に2枚引いて、目的カードの得点計算を行う。
惹かれたチップが目的カードの条件を満たしていれば得点(失点)で、得点の最も多いプレイヤーがごほうびチップを2枚、2位が1枚得る。これを数ラウンド繰り返し、ごほうびチップが4枚以上(2人の場合は先に3勝)で勝者となる。
チップの枚数は塩味やコンソメ味などの種類によって異なり、目的カードも達成が難しいものほど得点が高い。状況が次第にわかってくる中、確実に稼ぐか、大穴を狙うかの選択が悩ましい。サクっと遊べる袋入りギャンブルゲームだ。