DominaGames新作『Serviam』7月21日発売
風栄社/DominaGamesは7月21日、カードゲーム『Serviam(セルビアム)』を発売する。ゲームデザイン:A.ワイアット、イラスト:sena、1~4人用、12歳以上、20~60分、3520円(税込)。
権力者達の歓心を得て最高の商家を目指すカードゲーム。新人のイギリス人デザイナーがデザインした。プレイヤーは由緒ある商家の当主となり、権力者たちに贈り物をして取り入り、名声を競う。
手番には自分とつながりのある権力者にカードをプレイして影響力を上下し、さまざまな特殊効果で名声点を得る。しかし注意しないと、他の商家を利することになってしまうかもしれない。また、時にはつながりが断たれるリスクを冒しても、裏社会の力に訴えることも必要となる。また魅力のない権力者でも思いがけない人脈を持っている可能性もある。
商売敵を出し抜く深い駆け引きが楽しめる作品。5人の兄妹を倒して「バッツィ=ベッティ家」の陰謀を阻止するソロプレイモードもある。
内容物:説明書 1枚、運命カード 60枚、星霊カード 5枚、楔カード 3枚、敵カード 6枚、 キャラクターカード 6枚、ライフボード 2枚、ライフマーカー 2個、敵行動キューブ 1個(※カードサイズ88×63mm、ライフマーカーと敵行動キューブはアクリル製)
アプリドリブンの冒険ゲーム『デスティニーズ』日本語版、9月上旬発売
ホビージャパンは8月下旬9月上旬、『デスティニーズ(Destinies)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ゴレビオウスキ&F.ミルンスキ、イラスト:K.ジェドルゼジャク&M.レスチンスカ、1~3人用、14歳以上、120~150分、9900円(税込)。プレイするためにはスマホまたはタブレットと専用アプリ(アンドロイド/iOS対応)が必要。
オリジナルはラッキーダックゲームズ(ポーランド)から2021年に発売された作品。ゴールデンギーク賞でイノベーティブとテーマの2部門にノミネートされている。専用アプリでストーリーを進める中世ファンタジー対戦ゲームだ。
各プレイヤーはヒーローとなり、自分の運命(デスティニー)を果たすべく、タイルを探索し、一連のクエストに挑み、パラメータを上げたりアイテムを揃えたりしてモンスターと戦う。「デスティニーズ・システム」と呼ばれる専用アプリと実際のコンポーネントのハイブリッドなゲーム進行で、移動や遭遇はタイルのバーコードを読み取ってアプリ上の情報とシンクロさせ、成功判定ダイスの結果何が起きたのかはアプリ上で管理・公開される。
全5編のシナリオが収録されており、最初の物語「野獣の本性」は単独だが、残りの4編はキャンペーンでプレイすることもできる。その量は10万ワードを超えるボリュームで、中世暗黒時代のキリスト教をベースにした独特な世界観を描き出す。各シナリオは選択によって分岐し、異なる結果が用意されているので、繰り返しプレイすることもできる。
内容物 マップタイル67枚、プレイヤーボード3枚、運命カード 15枚、アイテム・カード150枚、キャラクター・ミニチュア30個、大型のボス・ミニチュア1個、特製ダイス15個、技能マーカー・トークン36個、売買デッキ・トークン20個、コイン・トークン20個、経験トークン20個、重要地点マーカー26個、 ルールブック