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メビウス売れ筋、『ニムト』が不動の1位

水道橋のゲームショップ、メビウスゲームズは2008年の販売数量ベスト20を発表した。売れ筋ベスト1は『ニムト』で4年連続の1位。これに『ごきぶりポーカー』が肉薄している。
3位と4位には上位の常連となっている『カルカソンヌ』と『あやつり人形』が入っているが、『ニムト』と『ごきぶりポーカー』はその2倍以上を売り上げており、「2大巨頭」になっているという。パッケージが日本語化されていることと、それぞれ1000円、1800円という手ごろな値段、そして初めての人でもすぐに遊べるルールの易しさが決め手になっているようだ。
新作ではメビウスが製品化した『お先に失礼しま〜す』(5位)、秋に発売されたばかりで人気爆発の『ドミニオン』(6位)、軽快なカードゲームの『魔法にかかったみたい』(9位)、『交易王』(10位)が上位に入った。入れ替わりの激しさは、近年の寿命の短さを物語っている。
メビウスゲームズ:販売数量ベスト20(2008年1月〜12月)
TGW:メビウス7年間の販売数による人気ゲームの分析

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動画がボードゲームメディア賞を獲得

アレックス賞ボードゲームデザイナー連盟(SAZ)は、2009年のアレックス賞に、動画でゲームをレビューしたJ.ケーニンガー氏を選んだ。副賞として賞金1000ユーロが贈られ、ニュルンベルク玩具見本市で授賞式が行われる。
アレックス賞は、ボードゲームの紹介に多大な貢献をした記事に贈られるメディア賞。デザイナーの故アレックス・ランドルフ氏からその名が取られた。今年受賞したのは、ボードゲームサイト「クリッケンアーベント」に投稿された『ディディ・ドッター』のレビュー。動画でゲームのルールを分かりやすく説明し、実際に遊ぶシーンを入れて楽しさが伝わるように工夫してある。
動画配信が一般的になるに及び、ドイツのゲームサイトでは動画でゲーム紹介をするところが増えてきている。言葉だけではなかなか伝わりにくかったボードゲーム紹介に新しい可能性を開くものとして注目される。
cliquenabend.de:Didi Dotter(受賞作品)
Spielautorenzunft:ALEX 2009(docファイル)