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ヒッポダイス2009はアメリカ人

ドイツのボードゲームサークル「ヒッポダイスゲームクラブ」は、第21回となるデザイナーコンテストの結果を発表し、アメリカ人のD.サリバン氏が優勝した。
ヒッポダイス・デザイナーコンテストは毎年開かれているアナログゲームのアイデアコンテスト。未発表(製作数100部以下)のゲームが対象となる。A4用紙2枚にルールと写真を添付してエントリーすると、選考の後で試作品を送るよう通知される。その中から、推薦リストと決勝リストが選ばれ、さらに結晶の中から3位まで順位付けがなされる。
今年も選考委員は大手ボードゲームメーカーの編集者8名と、年間ゲーム大賞の審査員1名があたった。150タイトルほどの中から選ばれたD.サリバン氏の作品『貴族(Noblemen)』は、16世紀のイギリスを舞台にエリザベス1世の宮廷に影響力を及ぼすゲーム。所要時間は90〜120分となっている。
2位はJ.アラーズ氏(ドイツ)のカードゲーム、3位はS.リストハウス氏(ドイツ)のボードゲームが入賞した。このほか、今年は特別賞としてベスト子供ゲーム(Bestes Kinderspiel)がS.ブロイアー氏(ドイツ)に、夜中遊べるベストゲーム(Bestes Abendfüllende Spiel)がM.ティール氏(ドイツ)に贈られた。
ヒッポダイス賞で外国人が受賞するのは、2005年に『スクウェア・オン・セール』で優勝した澤田大樹氏以来3年ぶり。
Hippodice Spieleclub e.V.:Endrunde 2009

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『魔法のラビリンス』オンライン版

魔法のラビリンスドライマギアで、新作『魔法のラビリンス』のオンラインゲームが公開された。下記のリンクから遊ぶことができる。
ルールは簡単で、壁にぶつからないように移動して魔法のアイテムを集めるというもの。左上の魔法使いの弟子の移動先をクリックで指定して進める。壁はぶつかるまで見えないようになっており、ぶつかるとスタートに戻される。10回壁にぶつかる前に、魔法のアイテムを全部集めよう。記憶力がものをいう。
ボードゲーム版はボードの下に壁が隠されており、壁の上が通れないギミックになっている。
ドライマギアは昨年、社長のリュッティンガー氏が退き、シュミット社の傘下になったが、新作を豊富に続けて出しており、このオンラインゲーム公開のように新しい動きも見られる。
DreiMagier:Das magische Labyrinth