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イスタリ社、次の新作は『アミティス』

『イス』『ケイラス』『ミケリノス』『イスファハン』と立て続けにヒット作を飛ばし、今月発売になった『ケイラス・マグナカルタ』も注目を浴びるフランスのゲームメーカー、イスタリ社の第5作目が明らかになった。その名は『アミティス』。
『アミティス』は、バビロニア王ネブカドネザル2世の王妃の名前である。あるときホームシックにかかった王妃に、王は故郷に景色である緑の多い山を作ろうとした。しかしバビロニア王国は乾燥地で、緑地を作るのは至難の業。プレイヤーは貴族となって、王の望みを叶えようとする。
イスタリ社の社長デマージュ氏によれば、ゲーマーズゲームだが『ケイラス』よりは軽いという。バビロニア宮殿のボードと周辺メソポタミアのボードを2枚使い、お金と資源とラクダという3つのリソースをマネージメントする。農民、神官、商人、職人をうまくリクルートしてリソースを管理しよう。キャラバンでメソポタミアを周って、収入を増やすカードや宮殿に植える植物を手に入れる。
宮殿が緑でいっぱいになったとき、一番名声の高い人が勝つという。発売は今秋のエッセンの予定で、現在鋭意製作中。
Boardgame News: Game Preview: Amyitis

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子育て雑誌にドイツゲーム付録(4)

小学生ママの子育て応援マガジン『edu[エデュー]』7月号(小学館、6月10日発売)に、4回目となるテーブルゲームの付録がついた。今回はドイツのカードゲーム『マニマルズ(Manimals)』。前回までと同様、カードを切り離して遊べるようになっている。
『マニマルズ』は昨年のエッセンで発売されたばかりのアドルング社のカードゲーム。今年のドイツ年間子どもゲーム大賞で推薦リストに入っている。
動物カードを机にばらっと並べ、一斉にスタート。親が指定した特徴(しっぽや触覚)をもつ動物をできるだけたくさん集めることを目指す。取った動物がその特徴を持っているかどうかは裏返すと確認でき、合っていれば1点、はずれれば-1点になる。
作者のB.ネーゲレはアドルング社専門でゲームを発表し続けているデザイナー。『フリックスミックス』や『いろんなもの』、『ドッツ』などカードゲームの概念を打ち破るゲームを次々と出し、アドルングファンの心を捉えている。
これは子ども向けの学習ゲームだが、子どもだけでなく、大人も知らない動物の特徴に驚くだろう。国内ではこれまでのところ未発売で、これを680円という価格で入手できるのは嬉しい。さあ、書店に急げ!
ウェブedu[エデュー] 小学生ママの子育て・教育応援雑誌edu[エデュー]オフ
子育て雑誌にドイツゲーム付録(コンティニュオ)
子育て雑誌にドイツゲーム付録(2)(プルンプザック)
子育て雑誌にドイツゲーム付録(3)(スクイント)