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株式投資ゲーム『bursa(ブルサ)』新発売

株式会社ラーニングデザイン-協会は6月29日、株式投資の基礎が学べるボードゲーム『bursa(ブルサ)』をリリースする。2〜6人用、9,870円。
『bursa(ブルサ)』はシンプルなルールで株式投資を学べるゲーム。ゲーム開始時にミッションが与えられ、その達成を目指す。毎ターン引かれる経済速報カードによって株価が変化した後、売買を行う。人生カードによるアクシデントもある。
なじみがなく、リスクが高いゆえに敬遠する人も多い株式投資。このゲームで家族や友人と楽しく話し合いながら、株取引に親しもうというのがコンセプトだ。同社では証券会社のOBなどの講師の派遣して企業研修なども行うという。
ほかに株式取引をテーマにしたボードゲームとしては、国産で『オーナーズチョイス』(ゲームリパブリック社、4,800円)、またアメリカの『モトリー・フールの安く買って高く売れ』(ウーバープレイ社、4,410円)などがある。
株式会社ラーニングデザイン-協会:bursa(ブルサ)
ValuePress!:株式投資の基礎が学べるボードゲーム型ゲーム「bursa(ブルサ)」を発売

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ドイツ年間ゲーム大賞2007に『ズーロレット』

大賞ロゴドイツ年間ゲーム大賞審査委員会は現地時間の25日10:00、ベルリンにてプレス会議を開き、今年のドイツ年間ゲーム大賞とドイツ年間子どもゲーム大賞を発表した。ドイツ年間ゲーム大賞2007に選ばれたのは『ズーロレット(Zooloretto)』、ドイツ年間子どもゲーム大賞に選ばれたのは『雄ヤギのベッポ(Beppo der Bock)』。
今年は数日前から公式ホームページでカウントダウンが行われ、会議の様子は「ライブティッカー」で逐次報告された。昨年、アクセスが集中してサーバーがダウンした経緯を踏まえ、20秒ごとに更新するテキスト配信プログラムを採用。「現在委員長が挨拶中」「デザイナーたちが壇上に上った」など、現場にいるかのようなライブレポートが送信された。

審査委員会は受賞に当たって以下のようなコメントを発表している。
「『ズーロレット』は簡単にゲームを覚えられると同時に戦略的にも深いという両立に成功しています。動物園の動物たちというテーマでゲームの魅力に入りやすくし、やめられなくなるくらいに心を捉えるでしょう。運の要素もあるので、子どもたちでも善戦することができます。戦略が見つかるたびに新しい可能性が出てきます。ゲームテーブルでずっと盛り上がれる一番のツールです。」
『ズーロレット』のデザイナー、M.シャハト氏は初の大賞受賞。過去7回のノミネートでようやく王座を射止めた。メーカーのアバクス社も初の大賞受賞。25000個売れればヒットという世界で、受賞すれば30万個という大賞の恩恵に浴することになるだろう。国内ではメビウスゲームズより発売中(一時的な品切れが予想されるが、すぐ再入荷されるはずである)。
『雄ヤギのベッポ』は国内でまだ取り扱いがないが、早晩輸入されることになるだろう。
ドイツ年間ゲーム大賞2007、ノミネート発表
TGWレポート:ズーロレット