ショッピングカート
シュピールボックス・オンラインによると、今年のエッセン国際ゲーム祭で、ショッピングカートの貸し出しが行われる。シュピールボックスでは布袋を配布しているが、それでは入りきれない大量購入者向け。
用意されるカートは、狭いところでも入れる小型と、500kgまで積める大型の2種類。いずれも目立つ黄色にシュピールボックスのロゴ入り。レンタル料はそれぞれ1日あたり10ユーロ、20ユーロだが、シュピールボックスの定期購読者が予め申し込めば無料になる。
エッセン国際ゲーム祭は、たくさんの新作に加えて中古ブースもあり、目の色を変えてゲームを購入したものの、持ち運べなくて困っている人を時折見かける。現地ではダンボールの調達が難しいため、予め空き段ボール箱を用意したり、カートをもってきている日本人もいる。そんな方に、このショッピングカートは強い味方となるだろう。
残念ながらすでに予約は締め切られており、申し込みはできない。なお、このニュースは4月1日に報じられたものである。
・Spielbox-online:Einkaufswagen für die SPIEL in Essen
サイゾー、ジャピオンにボードゲーム記事
インターネットの事件や芸能界スキャンダルを扱う月刊誌『サイゾー』のネット版「日刊サイゾー」に、カルチャー記事として高円寺のボードゲームショップ、すごろくやが紹介され、丸田店長が答えている。
記事の中で丸田店長は、「めちゃくちゃ面白いけれど、面白さが全く知られていないもの」という商品コンセプトで、ルールではなく何が面白いのかをちゃんと伝えられるように工夫していると語る。また「男の子と女の子で遊びましょうっていうのがいいんじゃないでしょうか」と、異性を誘うことを勧めている。
最後に店長からのオススメとして、『消えた宇宙船をさがせ!(Razzo Raketo)』、『アラカルト(a la carte)』、『ディクシット(Dixit)』、『アグリコラ(Agricola)』、そしてオリジナルゲームの『イチゴリラ』を紹介する。『アグリコラ』をmixiの「サンシャイン牧場」のようなゲームと説明しているところが面白い。
・日刊サイゾー:本場・ドイツのお墨つき!「ルールよりも面白さを伝えたい」 すごろくや店主が語るボードゲームの魅力
ニューヨーク現地発信の情報サイト「NY eジャピオン」にも、ボードゲーム記事が掲載されている。『バックギャモン』、『スクラブル』、ドイツゲーム、シミュレーションゲームの4ジャンルについて、それぞれ専門または中心にすえて活動するサークルを紹介。3ページに分けて読み応えのある記事となっている。
「ジャーマン・スタイル」ではボードスティッフというサークルが登場し、主催者が「ほかのプレーヤーとのやり取りが多く、戦略も重視。ルールは多いが、メタファーやストーリーがあるから覚えやすい」「ほかのゲームと比べて、テーマがずっと洗練されているうえ、デザインが優雅」と魅力を語っている。紹介されているのは『コロッセウム(Colosseum)』。
日本やドイツと同様、アメリカでも不況がボードゲーム人気の要因になっているようだ。
・NY eジャピオン:ボードゲームで遊ぼう!(2)