IGA2010ノミネート発表
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は8月31日、今年のノミネート作品を発表した。昨年の7月1日から今年の6月30日までに発売された新作の中から、世界各国から19名の審査員が選んだ作品は次の通り。ホームページは改装中で、ニュースサイトで先に報じられた。
一般ストラテジー部門のノミネート定数は例年10タイトルだが、今年は6タイトルが9位で並び、その結果14タイトルものノミネートになった。
大賞の発表は今月中で、授賞式はエッセン国際ゲーム祭の会期中に行われる。
【国際ゲーマーズ賞2010ノミネート】
(一般ストラテジー部門)
・エイジ・オブ・インダストリー(Age of Industry / M.ワレス)
・ダンジョンロード(Dungeon Lords / V.フヴァキル)
・エジツィア(Egizia / アッキトッカ)
・エンデバー(Endeavor / J.グレイ、C.ド・ヴィッサー)
・フレスコ(Fresco / M.ルスコウスキ、M.ズーセルベック)
・グレンモア(Glen More / M.クラマー)
・ハンザ・テウトニカ(Hansa Teutonica / A.シュテーディング)
・ウェンズリーデイルへの最終列車(Last Train to Wensleydale / M.ワレス)
・マカオ(Macao / S.フェルト)
・ファクトリーマネージャー(Power Grid Factory Manager / F.フリーゼ)
・帝国の夜明け(Rise of Empires / M.ワレス)
・シップヤード(Shipyard / V.ズッキー)
・バスコダガマ(Vasco da Gama / P.モリ)
・果てしなき世界(Die Tore der Welt / M.リーネック、S.シュタドラー)
(2人用ストラテジー部門)
・バーガージョイント(Burger Joint / J.フーバー)
・キャンペーンマネージャー2008(Campaign Manager 2008 / C.レオンハルド、J.マチューズ)
・クローストロフォビア(Claustrophobia / クロー)
・ジャイプル(Jaipur / S.ポーション)
・ストロングホールド(Stronghold / I.トゥルゼヴィツェック)
・Boardgame News:News : Nominees for the 2010 International Gamers Awards
・spielbox-online:Nominierungen für die International Gamers Awards
アンケート:デジタルゲーム
Q.38:WiiやDSなどのデジタルゲームを遊びますか?(2010年8月)
A.遊んでいる 85票(71%) | |
B.今は遊んでいない 28票(23%) | |
C.もともと遊ばない 7票(6%) |
前回のアンケートでは3人に1人がオンラインのボードゲームという結果が出ましたが、それではボードゲームという限定をせずに家庭用のデジタルゲーム一般を遊んでいる方がどれくらいいらっしゃるかを尋ねました。
その結果、7割の方が遊んでいると回答。家庭用ゲームの国内プレイ人口は3605万人(2009年、2010CESA一般生活者調査報告書)で全人口の28%にあたりますから、ゲーム世代ということを考慮に入れても高い比率と言えるでしょう。ゲームというゲームを広く遊ぼうとする姿が浮かび上がってきます。
一方、遊ばない方のうち、かつて遊んでいたがやめてしまったという人が8割にのぼることも見逃せません。ボードゲームのもつアナログな魅力はしばしば、デジタルを凌駕するものでもあります。また、子育て世代を中心に、デジタルゲームをネガティブに捉え、ボードゲームに向かうという風潮もあるかもしれません。
ライトユーザーを増やしているWiiやDS。ボードゲームもどれくらいライトユーザーをつかめるかが今後の広がり方のカギとなるでしょう。
9月のアンケートは、好きなプレイ時間です。近年は重量級ゲームとライトゲームの二極化が進んでいますが、ユーザーとしての好みはどのへんにあるのかをお聞きします。どちらも好きという方も覆いと思いますが、どちらかというと好きな方でお答えください。