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パワーキティ(Power Kitty)

スプレー最強

『パンデミック』『禁断の島』の作者が子供と作ったカードゲーム。ゲームクラフターという自家出版用のメーカーで販売されている。
内容はほとんど『ウノ』。色かマークが合うカードを順番に出す。スキップやドロー4に加えて、スプレーカード以外出せなくなる虫カード、手札から同じ種類のマークを全部捨てられるパワーアニマルカードがあって、『ウノ』よりもっと派手だ。
カードを出せなければ山札から引かなければならない。虫カードが出たが、手札にスプレーカードがあってセーフ。でもパワーアニマルは、1匹くらいしか捨てられなかった。
『ウノ』はもう久しく遊んでいないが、さすが世界80ヶ国でこれまでに1億5000万個が販売されているだけあって、これ自体とても楽しいし、盛り上がる。同じ人が連続でドローやスキップをかけられまくり、「またかよ!」と怒るのを皆で笑ったことはないだろうか。
このゲームはそれに加えて一発逆転の要素を加えており、『ウノ』とは違う面白みもあると思った。
Power Kitty
M.リーコック、C.リーコック/ローカストゲームズ(2009年)
2〜6人用/6歳以上/20分
Game Crafter:Power Kitty

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フェイス・トゥ・フェイス(Face to Face)

誰かに見られてる

目と鼻と口のパーツを並べて手札をなくすことをめざす配置ゲーム。手番には裏になっているタイルを1枚引いて、手持ちから1枚を場に配置する。ルールは簡単で、目と口は接してはいけないことと、接するタイルは同じ色でなければならないこと。誰かが手札をなくしたとき、残りの人がもっているタイルが得点になる。
ゲームが始まってすぐ、お互い邪魔するとゲームが終わらないことに気付く。そこで貴重な鼻タイルを積極的に出したり(出さないとすぐ手詰まりならぬ鼻詰まりになる)、鼻タイルの回りにできるだけ多くのタイルが置けるよう隙間を作ってあげたり。そんな協力プレイで、何とか山札がなくなるまでは行ったものの、結局全員置けなくて終了ー。
タイルは大きさも形もバラバラで、しかも引いてみるまで目か鼻か口か分からないので、戦略の要素はほとんどない。あえて言うなら、わずかな隙間に置ける小さいタイルを積極的に取ることくらいか。
そんな勝ち負けよりも盤面に現れたピカソのような顔、顔、顔のインパクトを楽しむのがよさそう。私は途中で気持ち悪くなってしまったが。ふうかさんは目のタイルを両目に当てて遊んでいたが、ゲーム中、皆おかしくなっていたようだ。
Face to Face
A.ベアード/アンテイムドゲームズ(2009年)
2〜4人用/8歳以上/30分
プレイスペース広島:フェイス・トゥ・フェイス
ふうかのボードゲーム日記:フェイス・トゥ・フェイス