京都大倉町にボードゲームカフェ「くろいこひつじ」6月17日オープン
京都・丸太町に6月17日、ボードゲームカフェ「くろいこひつじ」がオープンした。地下鉄丸太町駅徒歩1分(京都御苑前)、平日13:00~22:00、土日祝11:00~22:00、水休。
海外ユーロゲームオンリーのボードゲームカフェ。国産だけでなく、日本語版も置いていないところが特色。700タイトル以上のボードゲームがあり、中でもハバ社に関しては100タイトル以上を揃える。
店主の八十島拓未氏が、ボードゲームの種類の多さとともに、パッケージやフォントなどゲームのデザインに惹かれたことに由来する。言語依存のある作品は和訳をしてあるが、海外ならではのアートワークを楽しんでほしいという。エリザベス・ショー氏の童話『こひつじクロ』から取られた店名は、黒い羊のように個性的なボードゲームカフェを表している。
日本未流通品も多く、国内では知られておらず、遊べる機会も少ないボードゲームも意識して多く紹介する。将来的には、日本で流通の少ない作品について物販も検討しているという。
席数は4~6人卓が4卓(うち1卓はゲーミングテーブルMarco)、2人卓が2卓で28席。料金は平日1時間500円(1日最大1800円)、土日祝1時間600円(1日最大2300円)。学割あり。ドリンクメニューはカフェジャポーネ、エスプレッソ、カプチーノ、ラテマキアート、林檎ジュースなどで1杯200円。
今後は平日にデザイナーやパブリッシャーしばりの会やトリックテイキング会、棚を眺めながらお茶会などを予定。F.フリーゼの『看板娘』を3セット揃え、定期的にイベントとして15人プレイも計画している。
定番ダイスゲーム『キャント・ストップ』新日本語版、6月25日発売
ニューゲームズオーダーは6月25日、『キャント・ストップ(2023年版)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.サクソン、アートワーク:A.ライッセ、2~4人用、7歳以上、30分、2970円(税込)。
1980年にパーカーブラザーズ(アメリカ)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネート。フランヨス、ラベンスバーガーなど何度もリメイクされ続けてきた名作ダイスゲーム。日本語版はママダユースケ氏がアートワークを担当した2016年以来、7年ぶりの新版となる。アートワークはフランヨス社(ドイツ)がドイツ語版発売30周年を記念して制作したポータブル版に準拠。箱が小ぶりになり、価格も1割ほど下がった。
ボードには2~12の番号が振られた列があり、3つの列を先に取ったプレイヤーが勝者となる。手番には4つのダイスを振り、2個ずつ2組に分けて、それぞれの合計に対応する列のコマを進める。進めることができればまたダイスを振ることができるが、どれも進められなければバーストで、その手番の最初の位置まで戻さなければいけなくなってしまう。
内容物:ゲーム盤 1枚、手番用ポーン 3個、プレイヤーマーカー 44個、サイコロ 4個、説明書 1部