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理不尽なテーマパーク建設競争『アンフェア』日本語版、7月発売

UnfairJライトアンゲームズは7月、『アンフェア(Unfair)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.フィンチ、イラスト:ミスターカディントン&P.ポイリエ、2~5人用、14歳以上、プレイ人数×25分、拡張セット『エイリアン、B級映画、恐竜、西部劇(Unfair Expansion: Alien B-movie Dinosaur Western)』とセットで18480円(税込)。ゲームマーケット2023春は展示のみ。

オリジナルはグッドゲームズ出版(アメリカ)がキックスターターを経て2017年に発売した作品(拡張は2019年)。日本語版を制作したライトアンゲームズは韓国の出版社で、ゲームマーケット2023春にも出展する。同社のチェ・ギュシック代表はオンラインゲーム会社に勤務中、欧米のボードゲーム市場に魅力を感じボードゲーム制作とローカライズを行う会社を立ち上げた。これまで海外作品の韓国語版を手掛けてきたが、日本語版は初めて。日本国内での販売は、海外訪日客向けサービスなどを手がけるインバウンドプラットフォームが担当する。

さまざまなアトラクション、レストラン、ショップ、イベントで魅力的なテーマパークを経営するカードコンボゲーム。賄賂も脅迫も行き交い、ファンフェア(遊園地)ならぬアンフェア(不公平)な状況を戦略的に乗り切ろう。

ゲームは8ラウンドで行い、イベントの解決、カードプレイによるアトラクションなどの建設、収入を行うが、プレイされたカードによってルールが変わっていく。資金が足りないときは借金できるのも特徴だ。最後にアトラクションのサイズやボーナス条件の達成などによる得点で勝敗を決める。

基本セット6種類、拡張セット4種類のテーマパックからプレイヤー人数だけを選ぶため、組み合わせによって毎回異なるゲーム展開が楽しめる。

ライトアンゲームズ:アンフェア日本語版

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(写真は英語版)

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コロヴィーニの数当て推理ゲーム『ロストコード』日本語版、6月2日発売

lostcodeJピチカートデザインは6月2日、「JELLY JELLY GAMES」レーベルで『ロストコード(The Lost Code)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.コロヴィーニ、イラスト:M.コインブラ、2~4人用、10歳以上、60分、4400円(税込)。ゲームマーケット2023春にて先行販売。

イタリア人デザイナー、コロヴィーニ(『カルタヘナ』『クランス』)の作品で、フッフ社(ドイツ)から発売された『シンクストレート!』(2015年)をリメイクし、モジトゲームズ(アメリカ)からキックスターターを経て2022年に発売された。石板に記された数字を推理する論理パズルゲーム。

コロヴィーニの師匠であるA.ランドルフの『ドメモ』のように、自分の石板は自分だけ見えず、他のプレイヤーの石板は全て見えている。各ラウンドには3つのダイスを振り、各自がそのマークの3枚の石板の合計を、ディスクを使って推測する。推測した範囲が狭いほど高い勝利点がもらえるが、推理が外れてしまうと、数字を入れ替えなければならない。

ゲーム終了時には自分の各数字を当てれば勝利点になる。消去法だけでなく、推理シートを使っていくつかの情報から総合的に数字を割り出していくハイレベルな推理ゲームだ。

内容物:丸太スタンド 4個、石板タイル 54枚、サイコロ 3個、推理シート 1冊、ついたて 4枚、プレイヤーコマ 4個、推理ダイヤル 7個、拡張トークン 7枚、ゲームボード 1枚、説明書 1冊(人数分の筆記用具が別途必要)

JELLY JELLY GAMES:ロストコード 日本語版

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