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動物調査の旅『ダーウィンと歩む「種の起源」』日本語版、10月20日発売

キャストジャパンは10月20日、『ダーウィンと歩む「種の起源」(In the Footsteps of Darwin)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:G.グラール&M.ヴェルディエ、2~5人用、8歳以上、20~30分、6380円(税込)。

時代は1856年。世界一周の航海から20年経ち、『種の起源』の執筆を完了させるために、ダーウィンは動物の生態について新しい情報を集めている。特に、北アメリカ、アジア、アフリカの一部など、ダーウィンがほとんど足を踏み入れることができなかった場所の動物の情報が求められている。

ダーウィンの軌跡をたどるビーグル号の航海では、動物を研究し、地図を使った調査を行い、その結果を発表し、理論を築きあげていく。一番多くの勝利点を獲得し、『種の起源』の完成に貢献したプレイヤーが勝者となる。

内容物:航海ボード1枚、博物学者ノート5冊、動物タイル64枚、キャラクタータイル5枚、理論タイル28枚、ビーグル号1艇、ダーウィントークン1枚、論文トークン16枚、コンパストークン15枚、ガイドトークン10枚、布袋1枚、ルールブック、付録ブックレット

プレイ百貨店:イン・ザ・フットステップ・オブ・ダーウィン

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ポルトガル年間ゲーム大賞2023に『カーネギー』

ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は19日、2023年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票によって『カーネギー(Carnegie)』が選ばれた。

ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、17回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。近年の受賞作は『リスボン』『ルート』『バラージ』『インペリアル・ストラグル』『インペリアル・スチーム』でゲーマーズゲームが並ぶ。

『カーネギー』はアメリカの実業家で「鉄鋼王」と呼ばれたアンドリュー・カーネギー(1835-1919)の人生にインスパイアされたボードゲーム。19世紀を舞台に、従業員の採用とマネージメント、不動産投資、商品の生産と販売、米国全土での輸送経路の構築を行って事業を拡大し、企業の名声を競う。昨年の国際ゲーマーズ賞で大賞を受賞。日本語版は数寄ゲームズから発売されている。

受賞したクワインドゲームズのA.クイスペル氏は「私たちは『カーネギー』の制作に心血を注ぎ、世界中のプレイヤーを魅了し、感動させるゲーム体験を提供するよう努めてきました。『カーネギー』を大賞に選んでいただいたことは、私たちの努力を認めていただいたものであり、今後もゲーム開発の限界に挑戦し続ける原動力になります」とコメントしている。

【ポルトガル年間ゲーム大賞2023】
大賞:カーネギー(Carnegie / X.ジョルジュ / クワインドゲームズ)
ノミネート:フェデレーション、ティルトゥム、ラクリモーサ、ウェザーマシン