テレストレーション(Telestrations)
大笑いの伝言ゲーム
言葉→イラスト→言葉→イラストと伝言して、お題を正確に伝えるアメリカのゲーム。2010年のゴールデンギーク賞で、ベストパーティゲームに選ばれた。謎の絵が生み出すとんでもない誤変換に大笑いする。
各自1冊ずつ、スケッチブックをもつ。お題カードで指示されたお題を1ページ目に書いて、それぞれとなりの人へ。となりの人はお題を見て、2ページ目に30秒でスケッチする。時間が来たらさらにそのとなりの人へ。受け取ったら2ページ目だけを見て、予想したお題を3ページ目に書く……このように、言葉とスケッチを交互に替えて1周する。全員のスケッチブックが回り、全員同時にかくので、ダウンタイムはない。
1周したら答え合わせ。1冊ずつ、1ページ目から開いていって、答えが一致していれば、その答えを予想した人とその前にスケッチした人に得点。また、最後の答えがお題と一致していれば持ち主に得点が入る。3ラウンドの合計点を競う。
絵が微妙だったりすると、どんどん変な方向に進んでしまう。例えば次の動画をご覧頂きたい。鴉さんが容器を塗ってしまったために起こった悲劇である。
スケッチブックは水性ペンで書いて消せるタイプ。タブがついているので、直前のページだけを間違わずに見ることができる。お題は「それ、どう描けばいいの?」と悶絶するものばかりで、チャレンジ精神を刺激される。
答え合わせはずっと爆笑。お題をローカライズした国内販売が切望される。
Telestrations
Unknown / USAopoly(2009年)
4〜8人用/13歳以上/30分
国内未発売
すごろくや、『ストリームス』を発売
東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくやは本日、人数を問わず遊べる数並べゲーム『ストリームス』を発売した。居椿善久作、1〜6(∞)人用、6歳以上、10分、2100円。すごろくやのほか、テンデイズゲームズで取扱われている。
『すすめ!!海賊さん』『イチゴリラ』に続く同店のオリジナル作品。1〜30のカードを1枚ずつめくって、各自その数字を自分のシートのマスに記入する。すべてのマスが埋まったとき、昇順で並んでいる数字の個数で得点を競う。
ビンゴのように簡単なルールながら、どのマスに数字を書き入れるかで考える要素もある。マスが埋まってだんだん苦しくなっていく状況に、皆で盛り上がれるゲームだ。シートを人数分用意すれば何人でもプレイでき、同時に記入するため時間もかからないので、大人数でも楽しめる。
昨年のテーブルゲームフェスティバルから、『ストリーム!』という仮題で試作品が発表されており、ゲームマーケットを前にようやく製品版のリリースとなった。内容物はカード40枚、得点シート100枚、ロゴ入り鉛筆6本。得点シートは100枚100円で別売りもある。
・高円寺0分:ストリームス