フロスティ(Frosti)
震えるし急かされるし
ペンギンの手の上に氷が乗っている。ペンギンは寒くてブルブル。崩れないように上に積み直してあげよう。
ジェンガだが、ペンギンの手の下に電動バイブレーターが入っていて、毎回積んだあとにボタンを押して起動しなければならない。ブイーン。この振動で氷がずれて、どんどん不安定になっていく。
この振動ではみ出してくるのは、重心がかかっていないブロックなので、抜くブロックを見極めるのに役立つだろう。でも安心して抜こうとしたら、途中から重心がかかって危なくなることも。
ただ振動するだけではない。時折クワックワッとペンギンが鳴いて急かす。長考反対キャンペーン。恐る恐る氷を抜いているときにいきなり鳴かれるのでビクリ。緊張感が否が応にも高まる。
ふうかさん、karokuさんとプレイ。1ゲーム目はkarokuさんが振動前に崩してしまったので、2ゲーム目。ふうかさんが見事振動で崩した。インパクトがあまりに強かったので後日再プレイ。メンバーが集まってくるまでの間に遊んだ。
国内で販売されてもイケそうだが、どうだろうか。
Frosti
作者不明/ノリスシュピーレ(2010年)
2人以上/5歳以上/5分
自宅ゲーム会
100km圏内の愛好者をお招きしてこどもの日自宅ゲーム会。仙台から神尾さん、ぽちょむきんすたーさん、郡山からくさのまさん、庄内からnagaさん、鴉さん、山形からtomokさんがご来訪。前回に引き続き多人数で、震災の後日談などを交わしながら羽根を伸ばした。7人でのゲームは少ないが、このところ多人数パーティゲームに力を入れているので事欠かなかった。
キップリング(Kippling)
ぐらぐら揺れる台の上で、ダイスで指定されたマスにコマを置いて、縦横斜め一列の得点を集めるゲーム。4人で欲張ったのですぐ崩れてしまう。(Ravensberger, 1983)
フロスティ(Frosti)
決定的瞬間を取りたくて繰り返しプレイ。振動ではみ出したブロックが取れそうで取れないのがもどかしい。(Noris, 2010)
セイ・エニシング(Say anything)
質問に対し、親が気に入る回答を書いて予想するコミュニケーションゲーム。ちょっとひねりを利かせたつもりがかぶってしまったり。(North Star Games, 2008)
ニワトリの理由は…(Why did the chicken…?)
ランダムに生成された質問に対し、親が気に入る回答を書いて選んでもらうコミュニケーションゲーム。誰が書いたか分からないのをいいことに、ハメを外した回答が続出。(Play Again Games, 2004)
ウィット&ウェイジャー(Wits & Wagers)
数字で答えるクイズに答えて、誰の答えが正しいかチップを賭けるゲーム。自信をもっていたはずの答えが、ほかの人と並べてみると不安になることも。(North Star Games, 2005)
テレストレーション
お題を見てイラストを描き、イラストを見てお題を予想するというの繰り返す伝言ゲーム。遠くなるにつれて少しずつずれていく様子がおかしく、今日一番の大ウケゲームとなった。(USAopoly, 2009)
カカドゥー(Kakadoo)
動物の鳴き声を言いながらカードを出すウノ系のゲーム。カードの色によって鳴き声を言ってはいけなかったり、動物によってスキップやリバースがあったりして、間違えるとペナルティがある。緊張した。(Amigo, 2010)
キャリアポーカー(Karierenpoker)
トリックを取っても、より上位の人がスタートプレイヤーになってしまうため下克上がたいへん難しい大富豪。(Hexagames, 1988)
キスメット(Kismet)
3つのダイスから2つを組み合わせて、時分のカードの数字にするゲーム。手番の人にカードがないとき、いち早くノックすると権利をもらえる。一瞬の判断力が求められた。(Abacusspiele, 1997)