国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は、今年のノミネート作品を発表した。昨年の夏から1年間に国際ボードゲーム市場で発売された新作の中から、アメリカ、ドイツ、オランダなど世界各国20名の審査員が選んだ作品は次の通り。
8月になってから審査員が各自10タイトルを挙げ、そのうち5タイトルに星印をつける。星印のあるタイトルを2ポイント、無印を1ポイントとして集計し、10位までをノミネートとした。毎年のことながら、日本国内でも評価の高いゲーマーズゲームが並んでいる。
【国際ゲーマーズ賞2012ノミネート】
(一般ストラテジー部門)
・ダンジョンペッツ(Dungeon Petz / V.フヴァチル)
・エクリプス(Eclipse / T.ターコカリオ)
・ハワイ(Hawaii / G.デーグル)
・ヘルベチア(Helvetia / M.クラマー)
・キングダムビルダー(Kingdom Builder / D.X.ヴァッカリーノ)
・遺言(Last Will / V.スーキー)
・メイジナイトボードゲーム(Mage Knight: Board Game / V.フヴァチル)
・祈り、働け(Ora et Labora / U.ローゼンベルク)
・プレタポルテ(Pret-a-Porter / I.トゥルゼヴィツェク)
・リスクレガシー(Risk Legacy / R.ダヴュー、C.ドゥプア)
・トラヤヌス(Trajan / S.フェルト)
・村の人生(Village / M.ブラント、I.ブラント)
(2人用ストラテジー部門)
・アグリコラ:牧場の動物たち(Agricola: All Creatures Big & Small / U.ローゼンベルク)
・スタートレック・フリートキャプテンズ(Star Trek Fleet Captains / M.エリオット、B.キンセラ、E.パスターナック)
・サモナーウォーズ(Summoner Wars / C.ダウチ)
・ターギ(Targi / A.シュタイガー)
昨年の受賞作はそれぞれ『世界の七不思議』と『数エーカーの雪』。大賞の発表は例年9月中で、授賞式はエッセン国際ゲーム祭の会期中に行われる。
・International Gamers Awards:2012 Nominees