Posted in 国産新作ゲーム

同じ手札でプレイヤー交代『LOOP』10月24日発売

サニーバードは10月24日、『LOOP』を発売する。ゲームデザイン:齋藤隆、イラスト:QURAGE、2~4人用、8歳以上、20分、2420円(税込)。ゲームマーケット2023秋にて先行販売される。10月10日まで下記サイトで先行販売中。

『OPEN』に続くゴーアウト(大富豪)系カードゲームで、ゲームマーケット2023秋にBrainBrain Gamesから頒布された作品の商業版。プレイエイドを兼ねた得点ディスクと、木製どんでんディスクが追加された。タイトルが示す通り、ラウンドが終了してもカードを配り直さず、同じ手札で席替えしてプレイするが、お互いの手札がわかってくるため同じ展開になるとは限らない。

前のラウンドで1位だった手札で負けると失点になり、逆に下位だった手札で勝つと得点が高い。11枚のカードから最初に伏せる2枚をどれにするか、最強の「8」をいつ出すか、あるいは強弱が逆転する革命を起こすか否か。大富豪の醍醐味を、よりランダム性の少ない方法で味わえる作品。

サニーバード:LOOP

Posted in 日本語版リリース

色がつながったらインク瓶『インク:色彩の画工』日本語版、10月下旬発売

ホビージャパンは10月下旬、『インク:色彩の画工(INK)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:K.ラップ、アートワーク:C.クイリアムス、1~4人用、8歳以上、30~45分、7700円(税込)。

プランBゲームズ(『アズール』)などを率いてきたS.グラーヴェルが立ち上げた新出版社ファイナルスコアゲームズ(カナダ)のデビュー作。デザイナーには『マジックメイズ』『5つの塔』『ファンファクツ』など幅広い作品を手掛けてきたK.ラップを起用した。タイルを配置して美しいインク瓶コマを使い切ることを目指すパターンビルドゲーム。

手番には、中央の羽ペンホイールで自分のコマがあるところからタイルを取って自分の「絵画」に追加する。指示された数だけつなげて目標を達成するとインク瓶コマを置くことができ、ボーナスアクションがついてくる。自分のインク瓶をすべて先に配置したプレイヤーが勝利。

タイルはさまざまに色分けされており、3~7の数字がついたマスから、その数字分だけ同じ色をつなげると目標達成となる。また羽ペンホイールで自分のコマが1周する度に受け取るXトークンは、指定された色のマスをつぶしてしまう。ボーナスアクションをうまく使って効率の良い配置をしていこう。仮想プレイヤーと対戦するソロモード付き。

内容物:初期タイル 5枚、インクタイル 95枚、色インク瓶 100個、黒インク瓶 15個、パレットカード 10枚、羽ペンホイール 1枚、目標数値トークン 16枚、色付きマス 20枚、ボーナスアクションディスプレイ 1枚、×トークン 15枚、××トークン 20枚、ボーナスアクションタイル 12枚、白点トークン 14枚、インクタイル袋 1つ、×トークン袋 1つ、視覚多様性対応用ディスク 8枚、スタートプレイヤー羽ペントークン 1枚、色付きマス 20枚、ルールブック 1冊、ソロモードルール/ボーナスアクションリファレンスシート 1枚


(写真は英語版)