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着陸に備えよ『スカイチーム』日本語版、6月28日発売

すごろくやは6月28日、『スカイチーム(Sky Team)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.レモン、イラスト:E.イベラー&A.リーブ、2人用、12歳以上、20分、4620円(税込)。

機長と副操縦士が、飛行機を安全に着陸させることを目指す2人用協力ゲーム。オリジナルは2023年にスコーピオンマスク社(カナダ)から発売された。ゴールデンギーク賞の2人ゲーム部門賞・協力ゲーム部門賞、ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート3タイトルに選ばれている(大賞は未発表)。

機長役は青いダイス、副機長役はオレンジのダイスを衝立の後ろで振って、相談なしに1個ずつ操作盤に配置して飛行機を操作する。ダイスを全て配置したらラウンド終了で、7ラウンドまでにタイヤの展開、空港への到着、機体の水平、スピードの減速という4条件を満たしていれば着陸成功。その前に、空港に近づきすぎたり、他の飛行機と衝突してりすると着陸失敗となってしまう。

ダイスは配置できる出目や配置順に縛りがあり、計画性と臨機応変さが求められる。「左翼が下がり気味なので調整しよう」「そろそろ速度を上げて空港への距離を縮めよう」など、機体の状況を分析して方針を擦り合わせていく流れはリアル。まだ配置していない相手のダイス状況を推測して自分の動きを決め、着陸を成功させよう。

上級ルールでは、羽田空港への着陸から、世界でいちばん着陸が難しいと言われるブータンの「パロ空港」まで21のシナリオがあり、短い滑走路や横風など、より高度な連携が求められる。

すごろくや:スカイチーム日本語版

内容物:着陸手順書(ルール説明書)1部、3層構造のコントロールパネル 1枚、飛行機傾度ディスク 1枚、機長用ダイス(青)4個、副機長用ダイス(オレンジ色)4個、ついたて 2枚、高度トラック 1枚、モントリオール・トリドー空港の進入トラック 1枚、飛行機コマ 12個、空気力学マーカー(青とオレンジ)各1個、ブレーキマーカー(赤)1個、コーヒーコマ 3個、振り直しタイル 2枚、スイッチ 10個、フライトログ(上級ルール説明書)1部、進入トラック(両面式)10枚、ケロシンモジュール 1枚、ケロシンマーカー 1個、インターンモジュール 1個、インターンタイル 6個、振り直しタイル 2枚、風モジュール 1個、アイスブレーキモジュール 1個、特殊能力カード 6枚、混雑ダイス(黒)1個

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魚の缶詰を製造販売『ラタ』日本語版、6月13日発売

Latajホヌゲームズは6月13日、『ラタ ポルトガルの缶詰文化(Lata)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.コスタ、イラスト:M.コスタ、1~4人用、8歳以上、20~45分、3850円(税込)。

ポルトガルの缶詰工場を効率よく稼働させてイワシやサバの缶詰を製造販売するアクションポイントゲーム。ピタゴラス社(ポルトガル)から昨年発売され、ホヌゲームズが原語版を取り扱っていたが、好評につきこのたび日本語版に切り替えることになった。

アクションポイントで手番順を入札し、個人ボードの生産ラインに缶詰づくりに必要なイワシやサバ、オリーブオイル、トマトなどの材料を集める。集めた材料は自身のボードの生産ラインの左から右へ流れていき、缶詰ができあがったら市場で販売し、得点になる。6ラウンドで合計点を競う。

アクションポイントと材料をうまく振り分け、工場をマネージメントする楽しさが詰まったミドル級ゲームだ。

内容物:工場ボード 4枚、ついたて 4枚、手番順トークン 4枚、缶詰キューブ 45個(シルバー 20個、イエロー 15個、レッド 10個)、マーカー 4個、生産カード 42枚、初期生産カード 4枚、市場カード 39枚、得点カード 35枚、初期得点カード 4枚、ソロプレイ用初期得点カード 4枚、エスクードコイン「1」22枚、エスクードコイン「3」6枚、取扱説明書(ポルトガル語/英語/ドイツ語/日本語)各1部