『マンション・オブ・マッドネス』日本語版、本日発売
アークライトは本日、『マンション・オブ・マッドネス』日本語版を発売した。C.コニエスカ作、2〜5人用、13歳以上、120分、8400円。
今年、ファンタジーフライト社(アメリカ)から発売されたばかりの新作で、クトゥルフ神話をテーマとしたボードゲーム。TRPGをボードゲーム化しようというコンセプトで作られ、舞台となるマンションを構成するタイルと、迫力あるフィギュアを完備。さらに用意されたシナリオによって異なる複数パターンの展開と結末を迎える。
1人がゲームマスターとなり、シナリオにそってモンスターを出現させたり、イベントを発生させたりする。ほかのプレイヤーは別々のキャラクターを担当し、モンスターを倒したり、シナリオの鍵を説く手がかりを探す。次々と恐怖でキャラクターが発狂してしまうなか、どんな結末が待っているだろうか。
この度発売された日本語版のほか、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポーランドで各国語版が発売されており、拡張もすでに3タイトル発売されている。
『GameLink』11号、本日発売
アークライトは本日、ボードゲーム情報誌『GameLink』11号を発売した。本体80ページ+付録で2940円。
今号の特集は10月に開かれたエッセン国際ゲーム祭「シュピール’11」。大量の写真と会場図で臨場感たっぷりにレポートする。また昨年に引き続き、スペシャル企画として安田均による「エッセン極秘日誌」も掲載。ドミニオン世界選手権を制したルネ氏の特別寄稿や、カルカソンヌ世界選手権で準優勝者に輝いた小向真之介氏のインタビューもある。
連載はシャッツキステのレイラ氏による「ボードゲームに恋して」 、フーゴハル氏の「等身大のゲーム」ほか、新作紹介やリプレイも盛りだくさん。当サイトの管理人も、「最新ゲーム事情」としてシーアシュピーレの倒産などについて書いています。
付録ゲームは鈴木銀一郎氏のオリジナルゲーム『ビンゴダイス』と『スキップライン』。また『アセンション』『電力会社』『Mottoたんとくおーれ』『ククカード』のプロモーションカード、明日発売予定の『ビッグ・アイデア 完全日本語版』のバリアントルールが付属する。
アークライトに移行してから隔月刊・年6回発行だった本誌は、今号から季刊・年4回発行に変わる。価格は200円ほど上がったが、ページ数も1割増でますます充実してきた。次号は3月の予定。
・アークライト:GameLink