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『ドミニオン:繁栄』日本語版、12月26日発売

ホビージャパンは本日、カードゲーム『ドミニオン』の拡張セット『ドミニオン:繁栄(Dominion: Prosperity)』の日本語版を発売した。2-4人用、8歳以上、30分、4,725円。
一昨年発売され、ボードゲームプレイヤーからトレーディングカードゲームプレイヤーまで魅了した傑作『ドミニオン』の拡張セット第4弾。『陰謀』『海辺』『錬金術』に続いて今秋にオリジナルの英語版が発売された。
今回のテーマは「富」と「繁栄」で、金貨よりも価値の高い財宝「白金貨」(9コストで5金)や、属州よりも価値の高い勝利点カード「植民地」(11コストで10ポイント)も加わるほか、王国カードの特殊効果を持ち合わせた財宝カードなどお金持ちプレイが楽しめる。
カードは全300枚。基本セットと同様のカード収納トレイに入っている。ほかにプレイヤー・マット9枚や、金属のコインとトークンが付いている。基本セットまたは『陰謀』のカードが必要で、単体では遊ぶことができないので注意。
不景気が続く今日この頃、景気のいいカードがいっぱいの『ドミニオン:繁栄』で、良い年を迎えよう。
ホビージャパン:ドミニオン:繁栄

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ディスカバーインディア(Discover India)

インド一周〇〇の旅

インド各地を旅行して、チップや名所カードを集めるゲーム。写真入りのインド地図が描かれたボードを旅行して、その魅力を発見しよう。
ニューデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイという4つの主要空港からスタート。自分の番には、となりの都市にコマを置き、そこにあるチップを取って、自分のゲーム盤に置く。お祭りマーカーがある都市では、名所カードがもらえる。全ての都市に名所カードがあり、お祭りカードは各エリアの都市を巡回する仕組み。
チップは、ダンス・IT・ヨガ・オーム・寺院・虎・ビンディ(額に付ける飾り)など、インドの見どころ10種類をフィーチャーしたもので、同じマークを集めてゲーム盤でたくさんつなげるほど得点が高い。何を求めてインドを旅行しているのか考えながら都市を選ぶ。
名所カードはアグラのタージマハル、シュリナガルのダル湖、ジャイプルの風の宮殿などの写真が解説(ドイツ語だが)付きで入っている。また地名が現地のいろんな文字で書かれていて、指定言語が22もあるインドの広さを実感できる。
私は今回、ビンディとオームを中心に巡る旅。はじめはお祭りとあらばすぐ飛びついていたが、名所カードにもチップのマークがあるので、旅の目的と関係ないお祭りには行かないようになった。調子よく回ることができたが、karokuさんに一歩及ばなかった。インドに2年間住んでいた身としては思い入れいっぱいで、ついつい薀蓄垂れ夫になってしまった。
Discover India
ギュンター・コルネット、ペール・ジルベスター作/クイーンゲームズ(2010年)
2-5人用/8歳以上/30-45分
メビウスゲームズ:ディスカバーインディア