第4回パンデミック大会、3月20日開催
「パンデミック対策チーム協議会」は3月20日(祝)14:00〜19:00、日本薬学会・長井記念館(東京・渋谷)にて第4回パンデミック大会を開催する。参加費1500円。
2010年の「天然痘根絶30周年記念」から、毎回ウィルス関係の記念日に合わせて開催されているイベント。今回はテロ対策によるインフルエンザウイルス研究休止の再開を記念して行われる。
3人1チームのチーム戦(2人以下で申込みの場合は主催者側でアレンジ)。今回は最初から英雄級ゲームで、拡張『絶体絶命』の猛毒株ルール、さらに伝説級ゲームへと進むというチャレンジングな内容。地球を救い、最優秀チームを目指そう。
現在受付中の参加申し込みは下記のホームページから。
・パンデミック対策チーム協議会:第4回パンデミック大会
アークライト、『フレスコ』日本語版を3月中旬発売
アークライトは3月中旬、教会の天井画を修復する職人を描いたボードゲーム『フレスコ(Fresco)』を日本語版で発売する。2〜4人用、10歳以上、60分、5,250円。
2010年にクイーンゲームズ(ドイツ)から発売され、ドイツゲーム賞で第1位を獲得した傑作ゲーム。プレイヤーはフレスコ画の名匠となり、自分の工房にいる職人たちを指揮・監督して、教会の天井画を修復する。
職人たちを早起きをさせればよい絵具が手に入るし、修復作業の後に副業をさせれば工房の収入も増やせる。しかしそのような厳しい労働を繰り返すと、職人はやる気をなくして生産性が下がってしまう。充分な睡眠をとらせ、気晴らしに劇場に連れていくなど、待遇にも気をつけなくてはならない。
手に入れた絵の具を混ぜて別の色を作ったり、必要な絵の具を使うたびに天井画が少しずつ姿を現したりする様子は、本当に絵画の修復をしている気分。内容だけでなく、見た目にも楽しいボードゲームだ。また、拡張セットが3つ同梱されているので、経験に合わせて難易度を変えることもできる。
言語依存度は低く、メビウスゲームズから同じタイトルで輸入版が発売されている。
クイーンゲームズは、『将軍』で日本語ルールが同梱された多言語版が発売されたが、日本語版が発売されるのは初めて。『フレスコ』や、昨年ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた『ランカスター』など、本格的なボードゲームに力を入れている。今月のニュルンベルク国際玩具見本市で発表された新作も魅力的な作品ばかりだ。
・TGWレビュー:フレスコ