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『クルード』新版、日本語版で発売

タカラトミーは本日、推理ボードゲームの古典的名作『クルード』新版を日本語版で発売した。3〜6人用、8歳以上、45分、3150円。
巨大金融組織のCEOであり、大富豪のサムエル・ブラック氏は、彼の大邸宅に6人のゲストを招待した。ある大型取引にまつわる衝撃のスキャンダルの実態を暴露するためだった。 しかし、ブラック氏は、ゲストたちにその衝撃的な告白をする直前、誰かに脅され失踪してしまう。「容疑者」「道具」「失踪現場」を、お互いがもっているカードを元に消去法と帰納法で探り当てなければならない。
イギリス人デザイナーA.E.プラットが制作し、1949年に発売された60年以上前の作品。アメリカのパーカーブラザーズ(現・ハズブロー)が『クルー』として発売したことから全世界に広がった。映画『殺人ゲームへの招待』やテレビ番組にもなったほどの人気をもち、現在まで何度も再版されている。
日本でも、『名探偵』(エポック社)、『ミステリーゲーム』(ハナヤマ)、『名探偵 金田一耕助の推理ゲーム』(エポック社)、『the TANTEI 探偵学入門ゲーム』(エポック社)、『クルー 華麗なる洋館殺人事件』(トミー)、『クルージャパン 赤川次郎の推理ゲーム 三毛猫ホームズの殺人館』(トミー)、ポケッタブル版『クルード』(シュウクリエイション)、『名探偵コナン消えた財宝の秘密』(パルボックス)と、35年にわたって再版が繰り返されてきた。今回は、最後に発売された『名探偵コナン』から8年ぶりの再版となる。
タカラトミー:クルード
名探偵礼讃:Cluedo/Clue/クルー

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『桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻』発売

タカラトミーアーツは本日、人気ゲームソフト『桃太郎電鉄』のアナログゲーム版『桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻』を発売した。2〜6人用、6歳以上、3990円。
『桃太郎電鉄』は、プレイヤーが鉄道会社の社長となり、サイコロを振って目的地を目指しながら日本全国の物件を購入し、利益や資産を競い合う大人気のゲームシリーズ。1988年に第1作目がファミコン版で登場して以来、現在まで累計販売本数1200万本を超えており、来年には25周年を迎える。
シリーズの生みの親であるさくまあきら氏が「子どもから大人まで誰でも気軽に楽しめるボードゲーム」をめざし、アナログ化が実現した。ボードは「日本編」と「世界編」の両面になっており、難易度も貧乏神の有無などによって3段階が選べる。「もう『桃鉄』の新作は作らない」と宣言していたさくまあきら氏だったが、「ボードゲームは、『桃鉄』の原点」と制作総指揮を務めた。
目的地の選択やイベント発生はカードで再現。人気キャラクター「キングボンビー」や「スリの銀次」なども登場。目的地から一番遠かった人に取り付く「貧乏神」は、コマにセットする仕組み。また普通・急行・特急によってサイコロを振る数が異なる仕掛けは「トレイン・ルーレット」を採用。金額の決定、年月の経過も同時に表すことができ、プレイアビリティーを下げない工夫がなされている。
タカラトミーアーツ:桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻