バリアント&協力モードも『ニムト30周年記念版』日本語版、1月25日発売
メビウスゲームズは1月25日、『ニムト30周年記念版(6 nimmt! 30 Jahre-Edition)』を日本語版で発売する。ゲームデザイン:W.クラマー、イラスト:F.フォーヴィンケル、1~10人用、8歳以上、45分、2800円(税込)。
大賞作家のクラマーがデザインし、1994年にアミーゴ社(ドイツ)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞候補、ドイツゲーム賞1位、アラカルトカードゲーム賞1位を獲得したカードゲームの記念版。缶入りの10周年記念版(2005年)、黒箱の20周年記念版(2014年)、白箱の25周年記念版(2019年)に続いて4回目の記念版となる。
一斉にカ1枚ずつードを出し、順番にカードを並べて行って6枚目になった人が引き取るというシンプルなルールながら、6枚目にならないためにはどうするかで選択と駆け引きが楽しめる。
記念版では、4種の「スペシャルファンカード」によるバリアントルール、特殊カードをランダムにプレイするNPCプレイヤーよりも失点が多くならないようにプレイする協力ゲームモード「バッファローを倒せ」も含まれ、少人数から多人数まで幅広く楽しめるようになっている。
都道府県ボードゲームカフェ・プレイスペースランキング2024
昨年、佐賀にボードゲームプレイスペースがオープンし、全都道府県でボードゲームカフェバー・プレイスペースができた。当サイトでは昨年、都道府県別人口10万人あたり店舗数ランキングを発表したが、あれから1年、どのように変動したのだろうか。
昨年の1位だった東京を抜いてダントツ1位に躍り出たのは、前回5位の島根。ボードゲームカフェはないがプレイスペースが5軒もあり、10万人あたり0.75と東京を0.1ポイントも上回っている。隣県の鳥取も17位から8位に順位を上げた。ほかに人口100万人未満の県で上位に入ったのは和歌山(9位)と山梨(11位)。
大阪・京都・東京は僅差で並んでいる。前回1位だった東京は0.75から0.1ポイントも下がり、大阪と京都に抜かれて4位。京都府の17軒はすべて京都市内(府人口の54%が居住)にあるが、大阪府の59軒のうち大阪市内(府人口の31%が居住)にあるのは41軒(69%)とより密集度が高い。東京都(92軒)では、23区内(都人口の69%が居住)にあるのは82軒(89%)。
実人口に比して順位が低いのは埼玉(36位→44位)と神奈川(38位→32位)と千葉(19位→30位)。東京に客が流れる構図が浮かび上がる。地方別では(宮城ではなく)青森(14位)を除く東北地方と、福岡(18位)を除く九州地方が下位に甘んじている。
全国平均は0.38軒/10万人とほんのわずかではあるが上昇。30万人エリアに1軒ずつある計算だが、平均を上回ったのは16位の兵庫までとなっている。
以下、県別データと昨年からの変動。 “都道府県ボードゲームカフェ・プレイスペースランキング2024” →続きを読む