フリーゼの株ゲーム『ブラックフライデー』日本語版、1月26日発売
サニーバードは1月26日、『ブラックフライデー(Black Friday)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.フリーゼ、イラスト:ハミ、2~5人用、15歳以上、55分、5720円(税込)。1月14日まで先行販売を受け付ける。
フリーゼがデザインし、コスモス社(ドイツ)から2010年に発売された作品(『暗黒の金曜日』というタイトルで流通)をリメイクして、昨秋2Fシュピーレから発売された。激しく価値が上下する株を売買して所持金を増やし、価値が上がり続ける「金塊」を買うことを目指す。
手番には5種類の株を買うか、売るか、金塊を買うかのいずれかのアクションを行う。他のプレイヤーと協調して株価を上げ、有利になるように相場変動のトリガーを引き、適切なタイミングで金塊を買いに行く。金相場が最後まで上がったら手持ちの金塊と株を換金し、所持金を競う。
株を売買するたびにコマが移動し、決まった個数が移動した時点で「相場変動」が発生。袋から引かれた色の株は値上がりするが、黒が2個以上引かれると大暴落してしまう。その前にうまく金塊に乗り換えて資産を守ろう。
新版では借金がなくなり、株価の数値が整理されてシンプルになったほか、NPCを加えるバリアントルールが加わり、少ない人数でもスリルある乱高下を楽しむことができる。
マンカラで十字軍遠征『クルセイダーズ』『同:神の影響力』1月25日発売
Engamesは1月25日、『クルセイダーズ(Crusaders: Thy Will Be Done)』および拡張セット『クルセイダーズ:神の影響力(Crusaders: Thy Will Be Done – Divine Influence)』の日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ジェフィー、イラスト・A.P.マクルバー、2~4人用、14歳以上、45~60分、それぞれ8800円、4950円(税込)。
オリジナルはTMG社(アメリカ)が2018年に発売した作品で、基本セットは多言語版としてディアシュピールから発売された。TMG社が倒産した後、2022年にレネゲイドスタジオ(アメリカ)が引き継いで出版した。十字軍を率いて異教徒を鎮圧し、建物を建て、騎士団の影響力を高めることを目指す。
プレイヤーボードで示される移動、招集、十字軍、影響力、建設のアクションから1つを選び、そのスペースにあるコマの数だけアクションができる。そのコマはほかのスペースに振り分けられるマンカラのメカニクスで、バランスよくアクションを行っていかなければならない。
アクションスペースはアップグレードできる上に、各プレイヤーには10種類の特殊能力の中から1つが最初から与えられ、それぞれに合った戦略もあり、繰り返し遊びたくなる作品だ。
内容物: 騎士団タイル 10枚、騎士駒13個、建物駒 64個、アクションウェッジ 24枚、軍隊トークン 20枚、建物ボーナスタイル 30枚、アクション駒 52個、敵トークン 32枚、優勢ボーナスタイル 6枚、影響点トークン 60枚、プレイヤーボード 4枚、ゲームボード 1枚、ルールブック 1冊
拡張セット『クルセイダーズ:神の影響力』では、影響力アクションに変更を加える。騎士団の言葉を広めることによって影響力タイルを獲得し、追加のボーナスが得られる。さらに、アクションコマを追加したり、追加の改良を行えたりする新しい建物が追加され、騎士団タイルとの相性を鑑みた戦略が求められる。プレイするためには基本セットが必要。
内容物:新たな建物タイル 64枚、プレイヤーボード拡張部 4枚、新たな騎士団タイル 4枚、アクション駒 12個、大アクション駒 1個、軍隊トークン 8枚、影響力優勢ボーナスタイル 2枚、影響力タイル 43枚、紋章マーカー 64枚、新たな敵戦力トラックタイル 2枚、25影響点トークン 4枚、ルールブック 1冊