独年間大賞受賞作をリメイク『エルグランデ』日本語版、1月11日発売
メビウスゲームズは1月11日、『エルグランデ(El Grande 2.0)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.クラマー&R.ウルリヒ、2~5人用、12歳以上、90分、8000円(税込)。
1996年にドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞をダブル受賞した名作陣取りゲームを、ハンス・イム・グリュック社がイラストを一新して復刻。カトリックとムーア人、さらにバスク人、ガリシア人、カタルーニャ人が覇権を争った15世紀のスペインで、有力貴族たちが各地にカバレロ(騎士)を送り込み、各地域の支配権を競う。
アクションはオークション形式で進行する。順番にパワーカードをプレイして、数字の大きいプレイヤーから、アクションカードの選択と騎士の配置を行う。パワーカードは使い切りで、強いアクションほど配置できる騎士が少なく、悩みどころとなっている。
規定ラウンドで得点計算が起こり、各エリアで騎士の多い順に得点となる。このとき、塔の中に入っていた騎士を再配置できるところがポイントで、駆け引きと意外性を生み出している。3回の得点計算で合計得点を競う。
新版では2人用、3人用、経験者用バリアントルールが加えられたほか、2つのミニ拡張「新摂政」「力の変動」も付属する。
日本ボードゲーム大賞2023:投票受付2月13日まで
NPOゆうもあは、22回目となる日本ボードゲーム大賞の投票を2月13日まで受け付けている。今年からウェブ投票のみで、誰でも参加可能。結果発表は3月上旬。
対象は過去1年間に一般発売された新作で、制作者・販売者からのエントリーに基づいてリストが作成された。国産(同人含む)74タイトル、日本語版234タイトル、訳つき輸入版33タイトルの合計267タイトルがエントリーされている。
投票は下記のリンクから、5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。
昨年の投票は38都道府県から142名が投票し、『アーク・ノヴァ 新たなる方舟』が1位に選ばれた。それ以前の1位は『アルナックの失われし遺跡』『イッツアワンダフルワールド』『ラマ』。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。今年どんなゲームが出たか、リストを見て1年を振り返ってみるのもいかが。