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キャプテンフリップ(Captain Flip)
めくったらいいのが出るかな? 袋から引いた乗組員タイルを船に乗せていくタイル配置ゲーム。気に入らないタイルを引いたら裏返し(フリップ)て別の乗組員にできるが、元の面には戻せない。鬼が出るか蛇が出るか、めくってみてのお楽しみ。イタリア人デザイナーコンビによる作品で、A.ボウザらが設立したフランスの新し…
キャメルート(Kameloot)
陣営を変えておいしいところをゲット 他プレイヤーと共同で魔法のアイテムを集め、得点していくフランスのカードゲーム。2陣営を渡り歩いておいしいところを持っていこう。 はじめ各自、シロフクロウかクロネコのどちらかの居酒屋(陣営)を同時に選ぶ。ゲーム中この陣営はどんどん変わっていくので、最初はどちらでもよ…
キャピタルホース(Capital Horse)
意外な都道府県順位 都道府県ランキングを使った競馬ゲーム。『luz-ルイス』や『グリーンファイブラ』など、毎度変わったトリックテイキングゲームでゲームマーケットを賑わせている倦怠期による、トリックテイキングゲームでないゲームである。前回好評の『サーオボロス』ともまた違ったクイズゲームで、わかりそうで…
キャンディ工場(Kipp mir Saures)
倒れるかと思ったが チューブに大中小のダイスを入れ、ある程度の重さになると倒れて出てくるのを順番に取ってキャンディを作る「ししおどし」ダイスゲーム。コンポーネントの造形に定評のあるツォッホ社(ドイツ)の昨年秋の新作で、3台のチューブが入ったキャンディ製造マシーンが全部厚紙(串だけ木)でできていること…
ウィンターキングダム(Winter Kingdom)
毎回増えていく追加アクション 2012年のドイツ年間ゲーム大賞『キングダムビルダー』から約10年。振り返ればこれ以降、45分を超える作品も、エリアコントロール(陣取り)ゲームも大賞を受賞しておらず、それがもはやトレンドではないとわかっていても、90年代のドイツゲーム黄金期から見ると寂しい気もする。そ…
キャットインザボックス(Cat in the box)
存在可能性の消去 15分以内で終わるコミュニケーションゲームと並んでゲームマーケットで盛んなジャンルが、トリックテイキングゲームである。ボードゲーム愛好者の中には一定数、トリックテイキングをこよなく愛する層がおり、一般には割と取っつきにくいこのジャンルを支えている。 ゲームマーケット2020秋でもい…
ギズモ(Gizmos)
出玉爆発 エネルギーボールを使ってエンジンを増強していくコンボ型拡大再生産ゲーム。1時間程度で終わるミドル級のドイツ式ボードゲーム(『イムホテップ』『クマ牧場』『ジンジャーブレッドハウス』)で台頭しているウォーカー=ハーディングの作品で、コンボが決まるとものすごいブーストがかかる快感を楽しめる作品だ…
禁断の空(Forbidden Sky)
電気を通してロケットを飛ばす 日本語版が発売された『禁断の島』(2010年)、その続編『禁断の砂漠』(2013年)に続く協力脱出ゲーム第3弾。今年のオーストリアゲーム賞(Spiel der Spiele)で大賞に選ばれている。今度は強い嵐が襲いかかる天空の城が舞台で、残されたロケットを修理して脱出す…
究極の選択-いい質問だ!-(That’s a Question!)
そんなこっちに決まって……ウソ~! 「ウンコ味のカレーかカレー味のウンコ、どっちを選ぶ?」など究極の選択が流行したことがある。そんな質問を自分で作って、ほかの人を悩ませてみようというチェコのゲーム。『コードネーム』のフヴァチルがデザインし、可愛いリスのイラストを付けて昨年のエ…
キングドミノ(Kingdomino)
あのタイルさえ来てくれれば! 日本で『ドミノ』は「ドミノ倒し」の印象が強いが、牌の両側にサイコロの目がついており、数が合うように並べるゲームである。そのゲームの原理を用いて、フランスのゲームデザイナー・B.カタラが王国(キングダム)を作るゲームに仕立て上げた。ブルーオレンジゲームズ(フランス)から発…