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試験管に薬剤を並べよう!『ドクターエウレカ』日本語版発売

テンデイズゲームズは本日、フランスのリアルタイムパズルゲーム『ドクターエウレカ(Dr. Eureka)』日本語版を発売した。デザイン・R.フラガ、イラスト・S.エスカパ、2~4人用、6歳以上、15分、3600円(税別)。
ブルーオレンジゲームズ(フランス)から2015年に発売された作品。輸入版が国内流通していたが、人気が高まり日本語版の発売となった。デザイナーは『スカッドセブン』や『ダンシングエッグ』など、リアルタイムゲームで定評のあるフラガ。
各自、3色2個ずつのボールを取り、試験管の中に色ごとに入れてスタート。カードがめくられたら、一斉にカードに描かれた通りになるように試験管の中のボールを入れ替えていく。ボールに直接触れることはできず、試験管をもち、別の試験管に移していかなければならない。これを繰り返し、一番早くカードの通りに並べ替えることができたプレイヤーがカードを獲得し、獲得したカードの枚数で勝敗を決める。
ボールの移動順を考える『ハノイの塔』のようなパズル要素と、ボールを試験官から落とさないようにするアクション要素の両方が試され、実験というテーマとあいまって楽しめる。全員同時にプレイする焦りの中、冷静に丁寧に迅速に、ボールを揃えることができるだろうか。
テンデイズゲームズ:ドクターエウレカ日本語版

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石川県七尾市のボードゲーム美容室「HAIR EY」

Hair EY今年はボードゲームカフェが20店舗以上オープンしたが、ボードゲームを常備している場所も増えている。その中で目を引くのが石川県七尾市に8月オープンした美容室「HAIR EY」。ここは待合室にボードゲームを常備するボードゲーム美容室である。
待合室の棚に見えるのは『メモリー』『ドブル』『キャプテンリノ』『おばけキャッチ』『ねことねずみの大レース』『ガイスター』『魔法のラビリンス』『カタン』『カルカソンヌ』『ケルト』『村の人生』など、キッズゲームからゲーマーズゲームまで幅広く揃える。
ボードゲームを置くようになったきっかけを、八幡圭輔店長に伺った。

前に勤務していた都内の美容室のコンサルタントの方がお客さんを招いたイベントをするのが好きな人だったので、スタッフが担当を決めて定期的にイベントをしていました。クリスマスパーティーや夏に手持ち花火をしたり、流しそうめんしたり、と予算がクリアできれば何でもOKでした。
僕が担当するとき、もともとカタンをはじめボードゲームに興味があってイベントでやろうと思っていたのですが、予算やスペースの関係で見送りました。
そこで当時新作だったポケモンBW2の大会を夏休みの小学生対象に定休日行ったのですが、子供達は楽しそうに戦っていて、違う学校の子たちとも仲良くなってくれて、親たちにも感謝されて、「ゲームで人をつなぐのって楽しいな」と思ったのがきっかけです。
デジタルゲームはみんなが持っていないと対戦したりっていうのができないので、自分の店を持ったらアナログゲームで地域の人達が年代関係なく交流できる場を作りたいと思います。

美容室は独りで行くもので、待合室にボードゲームがあっても誰と遊ぶのか疑問に思うが、そのあたりはどうだろうか。

僕のイメージでは待ってるお客さんや終わったお客さん同士の交流ツールとして活躍してくれればと思っております。イメージ的には銭湯や公民館で将棋や囲碁しているおじいちゃん的な。
あとは子育てママに利用してもらいやすい美容室を目指しているので、お子さん同士で遊んでもらったり、終わったお母さんと遊んでから帰るというのも意識しています。

実際のところ、お客さん同士が一緒になることはないが、その後の予約がなければ店長と遊んだり、親子で来たお客さんが遊んで行ったりしているという。店長さんと直接遊べるとは、何と贅沢なことだろうか。今後は定休日にイベントも計画しているとのこと。そうなればもっとゆっくり遊べるだろう。
待合室にボードゲームを置くという発想は、ほかの業種にも応用できそうだ。例えば歯科医院や小児科は、親子で訪れることが多く待ち時間が長い。そこに『スティッキー』や『バウンスオフ』など2人からでも遊べるものが置いてあれば、待ち時間も退屈せず有意義に使えるのではないだろうか。そのような可能性を感じた。
HAIR EY
〒926-0021 石川県七尾市本府中町モ38-4
電話0767-57-5080
9:00~18:00、水金11:00~20:00、月休
http://ameblo.jp/yahata-keisuke/