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パンデミック・サバイバル世界大会、日本代表4位

12月17~18日、スペインのバルセロナにて第2回「パンデミック・サバイバル」世界大会が行われ、日本代表の田代勇人氏ほか1名のペアが6カ国による決勝戦に進出した。決勝ではフランスが優勝し、日本は4位だった。
この大会は各国代表が2人1組となって、同じ状況・同じ山札で協力して最初にクリアするか、最後まで生き延びることを目指す。10月の日本大会で代表権を獲得した2人。第2回となる世界大会では19カ国が出場した。大会にはデザイナーのM.リーコック氏も立ち会い、熱戦が繰り広げたれた。
決勝に進出したのはスペイン、オランダ、ブラジル、日本、ルーマニア、フランスの6カ国代表。サバイバル方式で最後に残ったフランス代表が優勝した。優勝したフランスのペアには、パンデミックのボード上にある好きな都市で1週間過ごす宿泊費と交通費が贈られた。また参加賞として『パンデミック・イベリア』が全員に贈られた。
参加した田代氏は「優勝するために準備をしてきたので、負けてしまい悔しいです。しかしながら、世界中のパンデミックプレイヤーと真剣勝負ができたことは幸せな経験でした。皆さんからいただいた応援メッセージがとても励みになりました、ありがとうございました。」とコメントしている。

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増殖する人狼から逃げろ!『フルムーン 人狼の森』日本語版発売

cosaicは12月10日、スペインの人狼系ボードゲーム『フルムーン 人狼の森(Luna Llena: Full Moon)』日本語版を発売する。デザイン・S.カーバラル、イラスト・緒方剛志、2~7人用、14歳以上、90~150分、4500円(税別)。
オリジナルはジェンXゲームズ(スペイン)から2009年に発売された作品。人狼が住む森に迷い込んだ人間たちと、血筋を絶やすまいとする人狼の戦いを描く。
プレイヤーの1人が「人狼」、それ以外のプレイヤーを「人間」のチームに分けてゲームを開始する。人狼の目的は仲間を増やし、人間たちを森から脱出させないこと。人間の目的は脱出の手がかりを見つけ出し、出口を見つけ助けを呼ぶこと。人狼との戦闘で負傷してしまった人間は、夜になると人狼になってしまうかもしれない。そうなる前に森から脱出するか、見捨てるか、それとも仲間を信じるかはプレイヤーの判断次第。刻々と迫るタイムリミットの中でプレイヤー達の思惑が交錯する。
はじめに人間側プレイヤーが同時にアクションカードを出し、順番に探検や移動などのアクションを行う。探検結果は付属のペンで地図パッドに書き込む。次に人狼側プレイヤーがアクションポイントを使って移動したり人間に攻撃したりする。これを交互に繰り返し、夜になると人狼に攻撃されたプレイヤーは一定の確率で人狼になり、以降人狼としてゲームに参加することになる。
パラメータの異なる登場キャラクターと、ヘックスのモジュラーボードで展開は毎回変わり、人間側、人狼側それぞれの駆け引きが楽しめる作品だ。
ふうかのボードゲーム日記:満月