ディアシュピール・ツヴァイ、12月11日オープン
東中野のボードゲームプレイスペース「ディアシュピール」が下のフロアに「ツヴァイ」増床し、12月11日からオープンしている。当サイトでは本日ディアシュピールを訪れ、川口正志代表にお話を伺った。
「ツヴァイ」はドイツ語で「2」の意味。店舗も兼ねる4階のスペースが手狭になってきたため、3階にも増床し、土日のイベントや動画の撮影に対応できるようにした。貸し切りが基本で、クローズのゲーム会、人狼会、職場や仲間でのパーティーなどの利用を想定している。
入口で靴を脱ぎ、カーペットで過ごすくつろぎの空間。内装はYACO Gamesの矢野由布子氏がデザインを担当した。壁紙や照明、たくさん置かれた鉢植えは、アットホームさと特別感を両立させている。椅子付きテーブルが3卓、椅子なしのテーブルが1卓あり、16~28名が入れる。
ボードゲームは4階のプレイスペースから自由にもちこんで遊ぶ。現在「ディアシュピール」のゲーム数は940タイトルということで、1000タイトルもまもなく届くところだ。ゲームがしやすいようにテーブルは伸縮式、椅子はわざといろいろな種類を用意して好みのものを使えるようにしている。飲食物の提供はなく、持ち込みやケータリングを利用。
料金は人数にかかわらず、平日5時間2万6000円、土日5時間3万円、土日終日5万円。20人ぐらいで使うならば、1人約1300~2500円の予算となる。
年末年始の予約はまだ空いているということなので、利用してみてはいかが。
・ディアシュピール:予約
落ち着いた雰囲気の店内と川口正志代表
504通りのゲーム!『フリードマン・フリーゼの504』日本語版、1月28日発売
アークライトは1月28日、モジュールを組み合わせて504通りのゲームが遊べる『フリードマン・フリーゼの504(504)』日本語版を発売する。デザイナー・F.フリーゼ、2~4人用、12歳以上、30~120分、8800円(税別)。
『電力会社』などで知られる緑髪の奇才ボードゲームデザイナー、F.フリーゼが自身の出版社2Fシュピーレ(ドイツ)から2015年に秋に発売した作品。ルール分量が多いため、日本語版の発売が待望されていた。遠い未来に、科学者たちが作りだした504種類の代替地球を訪れ、それぞれの世界を体験していく。
9つのモジュールを組み合わせることによって504種類の異なるゲームを遊ぶことができる。最初に選んだモジュールでは勝利条件、次のモジュールではお金をお稼ぐ方法、最後のモジュールではゲームの全体的な方向性を決める。それぞれ9種類、8種類、7種類があるため、504通りになる。
こうして「技術を使って探険するレースゲーム(2-5-3番)」「18XXスタイルでネットワークを作っていく株ゲーム(9-6-8番)」「ピック&デリバリーで多数を取るゲーム(4-1-7番)」などができあがる。自分の好みに合わせてカスタマイズしよう。