Posted in 国内ニュース

姫路ビーカフェ、火災から復興して1月1日再オープン

姫路のボードゲームカフェ「B-CAFE(ビーカフェ)」が1月1日に再オープンする。JR姫路駅徒歩7分、 火水13:00~21:00、金土日祝13:00~23:00、月木休。

B-Cafeは「ドイツゲーム喫茶」として2016年にオープン。ポッドキャスト「豚の鳴き声」や同人サークル「豚小屋」の黒田尚吾氏がオーナー、大坪尭央氏が店長となり、1000種類を揃えるカフェとして賑わっていたが、今年4月にビルの火災で全焼。再建費用をクラウドファンディングで募集し、当初の予定を大幅に超える569万円を集め、ボードゲーム輸入代理店・出版社などからも寄贈を受けての再出発となった。

料金は1時間550円、1日最大1300円。学割・子供料金・マンスリーパスあり。飲食は自家焙煎コーヒー・紅茶・ソフトドリンク各種・おつまみなど。今月21日からプレオープンとなっており、大晦日も元旦も営業する。毎週木曜日の18時から閉店まで、相席イベント「シェアNight」も行われる。

ドイツゲーム喫茶 B-CAFE web twitter
兵庫県姫路市二階町84水田ビル2F

Posted in 雑誌・書籍

書籍『まちづくりゲームカタログ』12月15日発売

学芸出版社は12月15日、書籍『まちづくりゲームカタログ: 研修・ワークショップが進化するボードゲームガイド』を発売した。著:安藤哲也、四六判224ページ、2640円(税込)。

神奈川県川崎市でまちづくりコンサルタントをしつつ、ボードゲームカフェ武蔵新城を運営している著者による、まちづくり・地域づくり研修やワークショップでのボードゲーム活用のすすめ。コミュニケーションのあり方を見直し、自分とは違う目線で地域を眺め、時に協力しながら、まちの未来をシミュレーションするのに役立てる。

まちづくりの中で最も重要なポイントは「楽しさ」であるとし、コミュニケーション能力を高めるボードゲーム9タイトルと、「まちづくりボードゲーム」13タイトルを紹介する。後者は入手しにくい同人作品が含まれているものの、従来のボードゲームカタログとは全く異なるラインナップで新しい視点を提示する。

「ボードゲームとまちづくりの関係」のトークセッション、ボードゲームを研修に導入する際の注意点、最後はオリジナルまちづくりボードゲームの作り方まで丁寧に解説。オリジナルを作るのはハードルが高そうだが、既存のボードゲームを参考にすることで作りやすくなるという。研修・ワークショップに携わる機会がある人だけでなく、ボードゲーム愛好者にとっても、テーマとメカニクスと接続という点において、まちづくりボードゲームは参考になりそうだ。