その特徴のボードゲームは何?『ルドフィール』日本語版、11月16日発売
クロックワイズ・ワークスは11月22日、『ルドフィール(Ludoviel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.マイヤー&M.ヘルミヒ&T.ギムラー&H.コマレル&F.フリーゼ、グラフィック&レイアウト:別府さい、1~12人用、10歳以上、30~45分、3300円(税込)。ゲームマーケット2024秋で先行販売される。
「布袋を含む」「手番順が時計回りでない」などボードゲームの特徴が書かれた119枚のカードを使ったマニア向けボードクイズゲーム。オリジナルはビーウィッチトシュピーレ(ドイツ)から2003年に発売された。
カードに当てはまるボードゲームを挙げていくが、カードが増えるにつれて難易度が急激に上がっていく。基本的にボードゲームを数百タイトル単位で遊んでいる人がターゲットだが、ボードゲームに詳しくても、思いつくかどうかの勝負もある。
20年前からのトレンドの変化を反映させ、約半数のカードを差し替え。オリジナル版未収録を含む10種類のルールが入っている。また、ビギナーにも遊びやすいカードにマークをつけてあるので難易度を調整可能となっている。
このたびの日本語版は、ヒゲボドこと若原氏がF.フリーゼのゲームのみを遊ぶゲーム会「みどりの会」で『ルドフィール』をプレイしたのが始まり。昨年のエッセン・シュピールで2Fシュピーレの編集者H.クロプケ氏と知り合い、デザイナーの許諾を取りまとめてもらったという。若原氏が代表となったクロックワイズ・ワークスとしては初出展。
アプリの音声と画像で推理『サイレンベイ音声分析班』日本語版、11月15日発売
すごろくやは11月15日、『サイレンベイ音声分析班(Tracks: Siren Bay)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.ロドリゲス&C.ルビエラ、イラスト:ピエロ、1~6人用、12歳以上、25分、5500円(税込)。
スマートフォンの専用アプリから流れる音声を分析して事件の真相を解明する協力ゲーム。『グリッズルド』のロドリゲスらがデザインし、KYF出版(フランス)から2022年に発売された。
15件の事件ファイルから1つを選び、内容を確認した後、専用アプリで事件発生時の音声を流す。犯人たちの会話、その背後から聞こえる街の音、走行中の車の音といったさまざまな音を分析して、地図を辿りながら犯人の足取りを追う。地図上の指定されたポイントでは監視カメラ画像カードを見ることもできる。
犯人の足取りを突き止めたらアプリで答え合わせ。正解すれば事件解決となる。収録された15の事件は、誘拐された被害者の監禁場所を探し出す、違法薬物の売人の足取りを追う、要注意人物に仕掛けた盗聴器から犯行計画を暴くなどで、事件同士がつながっていく。最後にはどんな真相が待ち受けているのだろうか?
内容物:事件捜査ファイル(ルール説明1枚、事件シート15枚入り)1冊、サイレンベイの地図 1枚、監視カメラカード 55枚、サイレンベイ観光リーフレット 1部