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派手な効果のビッド式トリテ『スカルキング・レジェンド』日本語版、10月11日発売

横浜のボードゲームショップ「リゴレ」は本日、トリックテイキングゲーム『スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・B.ベック&A.ストック、イラスト・E.フライターク&A.ストット、2~6人用、8歳以上、30分、2000円(税別)。

オリジナルは2013年、グランパベックスゲームズ(アメリカ)から発売され、シュミットシュピーレ(ドイツ)が2016年にドイツ語を含む多言語版を製作した。今回の日本語版はグランパベックスゲームズの第3版(2018年)に基づき、カード構成などに変更がある。
何回勝てるかを予想するタイプのトリックテイキングゲーム。手札の内容を見て、何回勝てそうかをビッドした後、トリックテイクを行い、予想通りなら得点、外れれば失点となる。第1ラウンドは手札1枚からスタートし、手札10枚の第10ラウンドの後、合計得点で勝敗を決める。
大枠は『ウィザード(1984)』と同じルールだが、同時ビッドや特殊カードによる逆転、ボーナスが加わり、よりにぎやかに遊べるようになっている。またレジェンド拡張分として、最強の海賊「スカルキング」を倒す美しい「マーメイド」、出した人と勝った人で同盟を組んで共闘する「略奪品」、トリックの勝者をいなくさせる「クラーケン」、5つの新効果をもつ「海賊」を加えれば先の読めないエキサイティングな展開になるだろう。
リゴレは2017年、横浜中華街にオープンしたボードゲームショップ&プレイスペース。日本語版のリリースは今回が初めてとなる。日本語版独自に独自の「カードの強さ一覧」を入れ、より遊びやすいように工夫している。
リゴレ:スカルキング・レジェンド link

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『放課後さいころ倶楽部』第15巻発売

小学館は本日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第15巻を発売した。作・中道裕大、630円(税別)。
女子高校生がボードゲームを通じて友情を深めていく物語。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、そのゲームを通じたドラマが描かれる。今回は第72~86話で、学園祭が終わって残り高校生活も短くなってきた2年生のミドリが下したある決断に、1年生のカンナとナオが岐路に立たされる。登場するボードゲームは『クク21』『街コロ』『ZERO』の3タイトル。
単行本が累計50万部を突破。今月からアニメ放送も始まり、ますます注目が集まるコミック。ボードゲーム紹介コーナーを担当している「すごろくや」では、発売を記念して1000円以上購入すると作者サイン入りイラストカードをプレゼントしているほか、20日(台風のため12日から延期)には掲載されたボードゲーム3タイトルを体験するイベントが行われる。また、小学館のコミックアプリ「マンガワン」にて13巻までまとめ読みできる(10月18日まで)。
放課後さいころ倶楽部公式サイト