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マイナスの動物を押し付け合う『おろかな牛』日本語版、11月23日発売

クレーブラットは11月23日、ゲームストア・バネストと共同で、カードゲーム『おろかな牛(Blöde Kuh)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.ラッキー、イラスト・F.ビーゲ、3~6人用、8歳以上、15~25分、1800円(税込)。ゲームマーケット会場内ではクレーブラットまたはゲームストア・バネストのブースで購入できる。
ドライハーゼン(ドイツ)から2018年に発売された作品。これまで輸入版が国内流通していたが、品薄になってきたため日本語版が製作されることになった。ダメな家畜を引き取らないようにするゲーム。
各自9枚の動物カードをもってスタート。自分の番には、カードを1枚場に出し、動物の種類によってカードを引かせたり、自分が引いたり、となりの人にカードを回したりする。あるいは同じ動物を2枚出したら、失点になるカードがプレイヤー間を回る。パスしてカードを引くことも可能。
誰かの手札がなくなったらラウンド終了で、残り手札の多い人に失点があり、これを3ラウンド繰り返して失点の少ない人が勝ち。
失点になるカードは強制的に左隣に移っていくため、自分が出したカードで自分のところに回ってくることも。手札をなくすのがいいか、パスしてタイミングを伺うか、それともアクションで引っ掻き回すか。ライトなプレイ感ながらもドラマチックな作品だ。
ゲームストア・バネスト:おろかな牛 日本語版
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ブルクハルトのトリテ日本語版『地下迷宮と5つの部族』11月23日発売

数寄ゲームズは11月23日、ゲームマーケット2019秋にて、トリックテイキングゲーム『地下迷宮と5つの部族』を発売する。ゲームデザイン・G.ブルクハルト、イラスト・別府さい、3~5人用、10歳以上、30分、2000円(税込)。

オリジナルは2000年、ベルリナーシュピールカルテン社から発売された『命中(Volltreffer)』。アラカルトカードゲーム賞4位。当時はメビウスゲームズが日本語ルール付きで輸入版を取り扱っていた。テーマのないカードゲームだったが、日本語版に際してダンジョン探険のテーマが乗せられた。

毎ラウンド、ボードの横に冒険者カードがコスト付きで並べられ、持ち点(ダンジョンの深度)を減らして入手する。こうして入手した冒険者カードで、同じランク(数字)や全色セットを作って得点した後、切り札あり・マストフォローのトリックテイクを行う。獲得したトリック1つにつき5点が入り、次のラウンドへ。

これを繰り返して、誰かが61~70点の階に入ったらゲーム終了。そのとき複数のプレイヤーがこの階にいれば、66点に最も近いプレイヤーの勝利となる。
序盤はセットを作って高得点を狙うが、終盤になると66点ちょうどを目指して得点調整の駆け引きが始まる。その変わり目をうまく読み、ほかのプレイヤーの動向にも注意して、ダンジョンに眠る宝を目指そう。

数寄ゲームズ:地下迷宮と5つの部族
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