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曖昧なヒントから凶器と証拠を推理『ディセプション』 日本語版、9月6日発売

ピチカートデザインは9月6日、正体隠匿ゲーム『ディセプション(CS Files 犯罪現場/Deception: Murder in Hong Kong)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ホー、イラスト・M.アダムスキ&B.カーレ&T.NG&A.ウォン、4~12人用、14歳以上、15~30分、4000円(税別)。

ジョリーシンカーズ(香港)から2014年に発売された作品。香港のネオン街で発生した恐ろしい殺人事件で、凶器と手がかりから殺人事件の犯人を突きとめる。
各プレイヤーに役割カードを1枚ずつ配って、犯人・共犯者・捜査官・目撃者などの配役が密かに決定される。捜査官側は犯人の証拠カードと手段カードを当てること、犯人側は最終ラウンドが終わるまでやりすごすことを目指す。
各プレイヤーの前には証拠カードと手段カードが4枚ずつ並べられている。犯人役になったプレイヤーは、「法医学者」(ゲームマスター)に、犯行に使った手段と証拠を、自分の前から1枚ずつ指定する。
法医学者は、被害者の正確や犯行時刻などが6択で示された場面タイルに弾丸マーカーを置いて、ほかのプレイヤーに犯人が持っている手段と証拠のヒントを伝える。この情報をもとに、ほかのプレイヤーは手段と証拠を特定し、誰が犯人かを当てなければならない。
ゲームの途中で手段と証拠が分かったと思ったら、それらを指定して合っていれば、法医学者と捜査官側の勝利、全員が外れるか3ラウンド終われば犯人側の勝利となる。
多種多様な証拠カードと手段カードに対し、場面タイルで伝えられることは限られており、さらに犯人側が操作を混乱させるため、一筋縄では行かない。推理だけでなく想像力と、嘘を見破る力が試される正体隠匿ゲームだ。
内容物:役割カード(黒)12枚、証拠カード(赤) 200枚、手段カード(青) 90枚、場面タイル 32枚(イベントタイル 6枚も含む)、バッジトークン 11枚、弾丸マーカー 6個、日本語ルール 1部
JELLY JELLY GAMES:デセプション

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ミニチュアを街に並べるロール&ビルドゲーム『ERA:剣と信仰の時代』日本語版、9月下旬発売

eramdievalageJ.jpgホビージャパンは9月下旬、『ERA:剣と信仰の時代(Era: Medieval Age)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.リーコック、イラスト・C.クイリアムス、1~4人用、10歳以上、45~60分、7000円(税別)。
エッガートシュピーレ(ドイツ)/プランBゲームズが今夏のジェンコンに合わせて制作した最新作。デザイナーは『パンデミック』シリーズのM.リーコックがあたった。同じ作者のロール&ライトゲーム『ロール:スルージエイジズ』(2008年)をもとに、ミニチュアを使って中世の都市を建設していく見た箱庭系ダイス&建設ゲームだ。
舞台は中世のスペイン。ローマ帝国が滅亡し、社会的変革を成しとげた後、領主たちが領地の科学と芸術を発展させつつ、修道院と病院で病人と貧者を支援しなければならない。誉れ高き領地を発展させて名声を得ることを目指す。
毎ラウンド、全員同時についたての裏でダイスを振り、一斉にオープン。ダイスで出た目によって、住民に食料を供給し、自分や他プレイヤーに災害をもたらし、木材や石材を使って建設を行い、剣と盾の数の差で相手から資源を奪う。
建設は壁や農場から、大学や大聖堂に至るまで13種類あり、それぞれ必要な資源・得点・特殊能力が異なる。この特殊能力でダイスや資源を増やし、さらに高得点を狙う。建物は130個のミニチュアになっており、お互いの計画的な位置取りが勝敗に深く関わってくるだけでなく、街が上がっていくさまは箱庭のような美しさがある。
内容物:建物のミニチュア130個、ダイス36個、プレイヤーボード4枚、ペグ25本、記録トークン5枚、得点記録用紙1冊、ついたて4枚、ルールブック1部
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