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『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』日本語版、9月下旬発売

ホビージャパンは9月中旬、キャラクター能力を使ったブラフゲーム『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド(Mascarade)』の日本語を含む多言語版を発売する。2~13人用、10歳以上、30分、3400円(税別)。
mascaradeJ.jpg『あやつり人形』の作者によるブラフゲームで、日本語版を含む多言語版が2013年に発売されていた。2017年に拡張セットの多言語版が発売され、日本マスカレイド協会が立ち上がるなど、人気が衰えず、このたび日本語版となる。多言語版からのルールやアートワークの変更・追加はなく、拡張セットも組み合わせ可能。
プレイヤーはそれぞれ判事、泥棒、王、魔女、農民といったキャラクターをもち、自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、ユニークな能力を使ってコインを稼ぐ。
全員キャラクターの正体を明かした状態で始めるが、すぐにキャラクターカードは伏せられる。自分の手番には、自分のキャラクターカードを他のカードと交換(または交換のふりを)する、自分のキャラクターカードを秘密裏に確認する、キャラクターの能力を使用する、のいずれかのアクションを実行。
ゲームが進むにつれて、自分自身でさえも正体が分からなくなってくる。ハッタリをかけて偽りのキャラクターの能力を使用することも可能だが、ウソがバレると罰金を徴収されてしまう。正体を隠匿してのだましあいが楽めるブラフゲームだ。

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いろいろな呼び方でカード集め『ニックネーム/nickname』一般発売

クレーブラットは8月29日、ちょっと変わったニックネームでお互いの名前を呼び合うカードゲーム『ニックネーム/nickname』を全国発売した。ゲームデザイン・ななな社長、イラスト・北村ふる/りんすけ、3~6人用、8歳以上、15分、1500円(税込)。
フローリッシュゲームズ/七味Studiosがゲームマーケット2019大阪で発売した作品。ニックネームで相手を呼んでカードを集めるコミュニケーション&セットコレクションゲームだ。
手番には、他プレイヤーの中から1人を選び、自分が欲しいカードをいう。サッカーボールなら「先輩」、刀なら「どの」、顕微鏡なら「博士」、100円なら呼び捨てというように、欲しいカードによって呼び方を変えなければならない。
相手はそのカードを持っていれば渡さなければならず、こうして4枚1セットでたくさんのセットを集めることを目指す。自分がもっている系統のカードしか相手に要求できないため、お互いの手札がある程度分かるところもポイント。
呼び方を変えれば、言葉遣いも敬語になったり時代劇風になったりして笑いも巻き起こる。たくさん名前を呼び合ってゲームが終わる頃には親しくなれるゲームだ。
クレーブラット:ニックネーム/nickname