大樹の下で街づくり『エバーデール』日本語版1月9日発売
アークライトは1月9日、『エバーデール(Everdell)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.A.ウィルソン、イラスト・A.ボスレー&D.メイ、1~4人用、13歳以上、40~80分、7800円(税別)。
スターリング・ゲームズ(アメリカ)が2018年に発売した作品。キックスターターで資金が集められ、6775人が47万ドル(5200万円)を出資した。大樹の下のエバーデール谷で、森の動物たちが新しい街を開拓する。
手番にはワーカープレイスメントで果実や樹液などのリソースと、さまざまな能力を持つ「動物カード」や「建物カード」を手に入れ、コストを支払ってカードをプレイする。カードは自分の前に5×3で並べられ、街を形成する。手元のコマがなくなったら季節を変えて、次の季節を始める。季節は冬から春、夏、秋と移り、全員が秋まで行ってゲーム終了。得点計算を行って勝者を決める。
128枚のカードはさまざまな特殊効果があり、コンボを作ることでさらにリソースを手に入れやすくなったり、得点を増やしたりしていく。プレイするたびに新しい組み合わせを楽しめる。
カードコンボだけでなく、存在感たっぷりの「永遠の樹」や美麗なイラストで表現される世界観も魅力的な作品だ。
内容物:動物&建物カード 128枚 (63×88mm)、勝利カード 1枚 (63×88mm)、特殊イベントカード 16枚 (44×63mm)、森カード 11枚 (63×44mm)、果実トークン 30個、小枝トークン 30個、樹液トークン 25個、小石トークン 20個、勝利点トークン 30個、扉トークン 20個、労働者コマ 24個、基本イベントタイル 4枚、8面体ダイス 1個、ゲーム盤 1枚、永遠の樹 1セット、ルール説明書 1冊
神々が宇宙樹を守る『ユグドラシル年代記』日本語版12月下旬発売
ホビージャパンは12月下旬、『ユグドラシル年代記(Yggdrasil Chronicles)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:・C.ルフェーヴル、イラスト・M.ダ・シルバ、C.デシャン、1~5人用、14歳以上、90分、6500円(税別)。
ルドノート(フランス)から今秋発売されたばかりの新作。北欧神話の世界を舞台に、黄昏ラグナロクを迎える神々となり、協力して宇宙樹ユグドラシルを守る。
炎の巨人「スルト」や裏切者「ロキ」や世界樹の根を齧る「ニーズヘッグ」などの敵がユグドラシルに攻撃を加えてくる。プレイヤーは「オーディン」や「トール」や「フレイヤ」などのアスガルドの神々の一柱となり、アルフハイムのエルフや英雄エインヘリャルを従え、世界の破滅を防ぐ。
各世界は神話同様に巨大なユグドラシルの木の立体ボード上に存在している。神々は各世界を行き来しつつ、シナリオで記された条件を満たせば成功。1つのシナリオに成功しても、次のシナリオは状況が悪化し、どんどん過酷で挑戦市街のあるものとなっていく。
シナリオは「ラグナロクのサガ」に従い、バルドルの殺害に始まり、最終的にはヴィーグリーズの戦いに続く6つのシナリオで構成される。それぞれの神々がもつ個別の能力や、登場するアイテムや敵の能力などは、北欧神話に基づいており、キャンペーンモードでプレイすることでラグナロクを追体験することができるだろう。
北欧神話の世界観と大胆で美しいコンポーネントが魅力の作品だ。
内容物:立体ゲームボード1つ、5種類の木製コマ44個、小ダイス13個、大ダイス5個、プレイ用カード(44×66mm)96枚、紙製フィギュア19個、神シート7枚、各種トークン49個、サガ・ブック1冊、経験値チャート用紙1冊、ルールブック1冊