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アークライトから「ミステリーポータブルシリーズ」3タイトル、10月29日発売

アークライトゲームズは10月29日、「ミステリーポータブルシリーズ」として3タイトルを発売する。ミステリーをテーマにした体験型ゲームで、カードを使用した謎解きや、マーダーミステリーなど、基本的に一度しか体験できないゲームをお手頃な価格でリリースしていく。
kietapantsu.jpg第1弾はマーダーミステリーゲーム『消えたパンツと空飛ぶサカナ』。ある朝、シェアハウスで暮らす春魚サワラはお気に入りの下着がなくなっていることに気付く。もしかしたら誰かが盗んだのかも!? 住人を呼び出し下着の行方を追いますが、事件は意外な方向に進み……? 物語の登場人物になりきり、犯人を推理する(犯人は逃げ切る)ことを目指す。ゲームデザイン・かわぐちまさし(ディアシュピール)、5人用、15歳以上、60分、2000円(税別)。
デザインを手掛けたかわぐちまさし氏は東中野のボードゲームカフェ「ディアシュピール」店主で、国内外のマーダーミステリー作品を早い段階から上演している。
内容物:封筒A(シナリオブック×5、カード×20、遊び方説明書×1)、封筒B(シナリオブック×5、カード×14、回答用紙×5、遊び方説明書×1)、封筒C(真相・目的確認書×1)
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shironekowa.jpg第2弾は協力型推理ゲーム『白猫はどこに消えた? ~寝古屋探偵 最初の事件~』。猫の言葉が分かるという特技を活かし、猫捜しを主とした探偵業を始めた寝古屋さん。彼と調査対象の会話が、30枚のカードに書かれている。この情報をヒントに、迷子の白猫の居場所を見つけよう。カードをめくるだけのルールで、会話も楽しめる推理ゲームだ。ゲームデザイン・秋山真琴、イラスト・雛川まつり、1~5人用、10歳以上、45分、2000円(税別)。
デザイン担当の秋山真琴氏はボードゲームサークル「ミスボド」主催で、ゲームマーケット大賞の審査員も務めた。ブログ「雲上四季」では謎解きやボードゲームを数多くレポートしている。
内容物:情報カード 30枚、遊び方説明書 1冊、封筒(エンディングの書封入)1通
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insmasukara.jpg第3弾はクトゥルフ神話がテーマの推理ゲーム『インスマスから届いた手紙』。呪われた町インスマスで恐ろしい体験をした過去を持つ5人の男女。彼らが忘れてしまった子供の頃の記憶が、30枚のカードに断片的に書かれている。この情報をヒントに、プレイヤー全員で呪われた子供の正体を解き明かす。ゲームデザイン・内山靖二郎(ルール原案・秋山真琴)、イラスト・ノッツォ、1~5人用、10歳以上、45分、2000円(税別)。
内山靖二郎氏はライトノベル作家で、クトゥルフ神話TRPGのシナリオやリプレイも発表している。
内容物:情報カード 30枚、封筒 1通、遊び方説明書 1冊、アフターストーリーブック 1冊
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仏年間大賞のカードゲーム『オリフラム』日本語版、10月29日発売

oriflammeJ.jpgアークライトゲームズは10月29日、『オリフラム(Oriflamme)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ヘスリング、イラスト・T.ジェデルスツェク、3~5人用、10歳以上、15~30分、2400円(税別)。
2019年に設立されたスタジオHのデビュー作で、今年2月にフランス年間ゲーム大賞に選ばれた。王位を狙う一族が影響力を競い合う、陰謀と策略のカードゲームだ。
各自10種類のカードからランダムに7枚を手札にしてスタート。手番には手札から1枚を全員共通の場に裏向きにプレイする。プレイされたカードは一列に並べられ、先頭か最後尾か、自分のカードの上に出さなければならない。
全員が1枚ずつ出し終わるたびにカード列を先頭から処理。出したプレイヤーが裏のままにしておくか表にするかを決める。表にするとカードの効果が発動し、他のカードが除去されたり、場所が変わったり、得点を獲得したりする。
裏のままにしておくと得点が貯まるが、それを獲得する前に除去されてしまうかもしれない。敵のカードにどうやったら得点させないか、自分のカードをどうやったら守れるか、各プレイヤーの思惑が絡み、ゲーム展開は読めなくなっていく。
最小限のカード構成が織りなす多様な展開を、美麗な大判サイズのカードで楽しもう。
内容物:協力者カード 50枚、早見表カード 5枚、勝利点トークン 70個、親タイル 1枚、解決順タイル 1枚、ルール説明書 1冊(※カードサイズ:60mm×112mm)