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ゲームマーケット2020秋11月14・15日開催、電子チケットを事前販売

国内最大規模のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2020秋」が11月14・15日(土・日)、東京ビッグサイト青海展示棟(りんかい線 「東京テレポート」駅またはゆりかもめ「青海」駅)にて開催される。両日とも10:00~17:00、入場チケット3000~1000円、高校生以下は午後からのみ無料(小学生以下は保護者同伴、中学生・高校生は学生証提示)。
2020大阪と2020春がコロナ禍で中止となり、1年ぶりに開催されるゲームマーケット。感染予防対策をとっての開催となる。チケットは入場時間をずらして午前3部、午後2部の5部制とし、スマホで入場する電子チケットを事前販売する。販売期間は前々日までだが、すでに売り切れている部もある。各部で残数がある場合のみ、当日券が販売される。
午前は10時から入場できるチケットが3000円で、11時から入場できるチケットが2000円、11時30分から入場できるチケットが1000円で各回1500人ずつ。いずれも13時までで退出となる。午後は14時から入場できるチケットが1500円で1500人、15時から入場できるチケットが1000円で3000人まで。2日合計で18000人という定員は、昨年秋の参加者29300人の55%程度となる。
ゲームマーケット2020秋 チケット販売サイト(チケプラ)
出展は683ブースで、1000ブースを超えた2019秋から36%の減少。参加者も出展者も減ったことで1ブースあたり参加者数(26人)は2019秋とほぼ変わらないが、滞在時間が短くなることもあり、ブースの大小を問わず売れ行きは苦戦するところが多くなりそうだ。
そのほか、感染予防対策としてブース間の間隔を広げ、待機列の5ヶ所分散、会場内換気を行い、全参加者に検温、手指消毒、マスク着用が求められる。会場内は相当な寒さが予想されるので、防寒対策はしっかりしておこう。
参加できない方のために、2020春に続いてオンライン生中継「ゲームマーケットライブ」が行われる。特設サイトはこちら 。11月2日から事前情報も発信される予定。
恒例のリアル謎解きゲームマーケットは開催されるが、ステージプログラムはなく、公式で行われるのは新作展示とTRPGミニ図書館のみ。試遊はエリア出展の一部でのみ行われ、全体的に静かなイベントになりそうだ。
ゲームマーケット公式サイト

Posted in 日本語版リリース

その家は俺が建てる!『ポルト』日本語版、11月28日発売

portoJ.JPG長崎のボードゲームカフェ「サニーバード」は11月28日、『ポルト(Porto)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・O.サー、イラスト・L.L.リマ、1~4人用、8歳以上、50分、4800円(税別)。ゲームマーケット2020秋にて、4500円で先行販売(予約受付中 )。
オリジナルは『アハイアル』のメボゲームズ(ポルトガル)から2019年に発売された作品。ポルトガル北西部の都市ポルトの、カラフルな家々が立ち並ぶリベイラ地区を舞台に、多層階の家を建てて契約を達成するタイル配置ゲームだ。
手番にはカードを引くかフロアタイルを配置する。カードには1~3の数値があり、フロアタイルを配置するには手札から2枚のカードをプレイして、そのうち1枚でフロアタイルの枚数、もう1枚でフロアタイルの色が決まる。手札が3枚だけでも6通りの組み合わせがあり、手札が増えるほど組み合わせはもっと増える。
建物は得点源となるが、タイルを配置したプレイヤーが所有者というわけではなく、ほかのプレイヤーに利益をもたらすこともある。自分が建て始めた建物をほかのプレイヤーが完成させることもあり、ほかのプレイヤーの動向にはよく注意しておかなければならない。
得点は建物の完成、重要なスペースへのタイル配置、公共契約の達成、ゲーム終了時の個人契約の達成などでもたらされる。規定数の建物が完成したラウンドでゲームは終わる。美しいアートワークも魅力的な、インタラクションとほどよい運の要素を兼ね備えたピュアユーロゲームだ。
内容物:日本語ルールブック1部、ゲームボード 1枚、スタートプレイヤートークン 1個、フロアタイル 75枚、地上フロアタイル 15枚、屋根タイル 14枚、得点計算用コマ 4個、サマリーカード 4枚、勝利点トークン 14枚、得点マーカー 4枚、建築カード 50枚、公共契約カード 35枚、個人契約カード 39枚
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