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ブラックストーリーズ:ファニーデス(Black Stories Funny Death Edition)

家族旅行にコミュニケーション推理ゲームの最新作をもっていった。旅行先で遊ぶのではなく、道中に遊ぶ用として。 私がゲームマスターとなり、家族が謎解きに挑戦した。いつも全員が参加しているわけではなく、興味がありそうな問題だけ参加する。質問の途中で抜けたり、正解が近くなってから入ったりと、ゆるく遊べるのが…

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ピクテル(Pictell)

発想の転換 標識などで使われている絵文字(ピクトグラム)を組み合わせてお題を当ててもらう日本のコミュニケーションゲーム。ゲームマーケット2015春に発表され、伊集院光氏が「そこそこ面白かった」とコメントしている。おなじみの絵文字も、発想次第でいろいろなものを表せるという再発見がある。 出題者は今回の…

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ヒーローカンパニー(Hero Company)

ヒーローといえどサラリーマンなわけで 月刊『ヒーローズ』の連載で単行本にもなっているコミックを、『街コロ』のグランディングがボードゲームにした。「ヒーローカンパニー」の社員となって、5人戦隊のライバルと協力しつつ出しぬき、高い評価を得ることを目指す。 毎ラウンド3つの事件が起こる。「痴漢」や「コンビ…

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ブルームサービス(Broom Service)

急がば回れか、善は急げか 魔法のポーションをあちこちのお城に届ける配達ゲーム。名作カードゲーム『魔法にかかったみたい(2008年)』のリメイクながら、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。ほかのプレイヤーとかぶらないようにカードを選択する読み合いを、ゲームボードを使って可視化した…

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ビースティーバー(Beasty Bar)

命がけの行列並び ラーメン屋、スーパーのレジ前、ゲームマーケットの開場待ちなど、我々人間は日々行列に並んでいる。割り込みは許されない。しかし動物が行列を作ったとしたらどうだろうか。順番を守って整然と並ぶとは、あまり考えられない。ワイルドに先頭を狙いそうだ。あるいは、前に並んでいる奴を食ってしまうかも…

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星の王子さまボードゲーム(The Little Prince)

意地悪ばかりのダメな星 サン=テグジュペリの有名な文学作品をもとにしたタイル配置ゲーム。『星の王子さま』は1978年に日本でアニメ放送されていたこともあり、懐かしい人も多いだろう。火山、バオバブ、バラといった物語中に登場するアイテムが、おなじみの癒されるイラストで描かれている。 16枚のタイルを並べ…

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ひつじとどろぼう(Sheep & Thief)

泥棒が忍び寄る カードドラフトでひつじいっぱいの草原を作る配置ゲーム。ポッドキャストも配信しているPower9Gamesの作品で、ゲームマーケット2014秋に発表された。大きいサイズのカードを並べられる個人ボードと、その上に置かれるふわっふわのヒツジさんコマが印象的だ。その牧歌的なのどかさとは裏腹に…

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ブラック・アイライン2014(Black Eyeline 2014)

隠し切れない個性 「世間を騒がせた五人衆が一致団結する協力ゲーム」。裏になっているキーワードカードを交換していって、それぞれ対応する人物のところに置ければ全員の勝利となる。各自がもっている特殊能力をうまく生かして、情報を共有できるかがポイントだ。 全員に人物カードと、キーワードカードを1枚ずつ配る。…

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パッチワーク(Patchwork)

ミニマルなリソースマネージメント 『アグリコラ』の作者ローゼンベルクは、2人専用ゲームも結構作っている。『バベル』(2000)、『アグリコラ:牧場の動物たち』(2012)、『ル・アーブル:内陸港』(2012)、『アルルの丘』(2014)、『ボーナンザ』の拡張、そしてこの作品だ。これらの作品の中では最…

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ボンガル(Wongar)

あと1個置かないでくれたら 複数のエリアにコマを置いていき、各エリアでコマが一番多いプレイヤーがそのエリアを取る。このエリアマジョリティーというシステムは、ドイツゲームの王道だった。『エルグランデ』など90年代後半から2000年代前半にたくさんの作品が生まれたが、現在ではすっかり下火になっている。 …