家族旅行にコミュニケーション推理ゲームの最新作をもっていった。旅行先で遊ぶのではなく、道中に遊ぶ用として。
私がゲームマスターとなり、家族が謎解きに挑戦した。いつも全員が参加しているわけではなく、興味がありそうな問題だけ参加する。質問の途中で抜けたり、正解が近くなってから入ったりと、ゆるく遊べるのがこのゲームの良さで、道中の風景を楽しみながら、おやつを食べながらでもよい。
この作品は、空想ではなく事実に基づいた話なので、その分だけ興味を強くもてる。これまでのシリーズは脳トレという印象があったが、刑事になったような気持ちで事件の真相に迫っていく。
皆目見当がつかないまま飽きてしまうということがないように、行き詰まったらヒントを出すようにした。手加減できるのもアナログゲームの良さだ。
「男はスピード狂だった。ブレーキをかけたのが運のつきだった」・・・・・・そんなことで死んじゃうの?と思いながら箱絵を見るとドクロがピエロ鼻になっている。まさにファニーデス。事実は小説よりも奇なり。
Black Stories Funny Death Edition
H.ベーシュ、C.ハーダー、J.シューマッハ/モーゼス出版(2011年)+cosaic(2015年)
2人以上/12歳以上(小学校高学年ぐらいからプレイ可)/20分