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プーティン食堂(Miss Poutine)

火花散る厨房 ウェイトレスとコックに分かれて、注文と料理をスピード勝負でこなすフランスの多人数ゲーム。『ピット』のような賑やかさに、ルールの新機軸を加えている。 毎ラウンド、ウェイトレスは2名、残りが全員コックになる。ウェイトレスは注文カード、コックさんは料理カードを受け取り、手元に山札にしておく。…

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発明の時代(Era of Inventions)

自分の発明が世界を変える ベルの電話機(1876)、ベンツの自動車(1886)、ライト兄弟の飛行機(1903)――これらの発明品は世の中をがらりと変えた。タイプライターから飛行機まで、さまざまなものを発明し、みんなに作ってもらって特許料を手に入れるオランダの経営ゲーム。ワーカープレイスメントとデッキ…

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ビール侯爵(Fürstenfeld)

ビルド&スクラップのタイミング たった6マスの土地で建物を建て替え、いち早く全部宮殿にするドイツのゲーム。日本にもファンの多い鬼才F.フリーゼが昨秋に発売した新作で、アークライトから日本語版が発売されている。内外での新作評価は決して高くないものの、『ドミニオン』にフリーゼ流の解釈を施し、ドイツゲーム…

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プライバシー激辛(Privacy – Scharf wie Chili)

抑圧された自分を解放 性的な趣味、隠したい過去、配偶者への本音―公言がはばかられることを聞いて、イエスと答えた人数を予想するコミュニケーションゲームの第3弾。今度は小箱になり、タイトルのとおり質問が過激になっている。旅行先で開放的な気分になったところで遊ぶ用に作られているのだろう。 「右どなりに座っ…

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プゥー(Prrrt…)

おならの犯人は誰か? 密室で起こったおなら事件の犯人をつきとめるフランスのパーティゲーム。昨年のエッセンで先行発売があり、今年から正式発売される予定となっている。ハエを押し付ける『モウ(Mow)』の続編で、箱を開けると早速、「プー」と音がする。 はじめに0〜7の悪臭ポイントが書かれたカードが配られる…

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ハバナ(Havannah)

ブロックしかねる 空いているマスに交互にコマを1個ずつ置いて、円形(リング)・角から角(ブリッジ)・3つの辺(フォーク、写真の赤)のいずれかのかたちに先につなぐアブストラクトゲーム。1981年、1982年の2年にわたってドイツ年間ゲーム大賞の候補作品となった。 ルールはこれだけで、コマの置き方も自由…

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ファンフェア(Funfair)

遊園地ゲームを満喫 エッガートシュピーレ社(ドイツ)の創立15周年を記念して、昨秋に発売された遊園地をテーマにしたミニゲーム集。F.フリーゼなど10人のゲームデザイナーと、F.フォーヴィンケルなど6人のイラストレーターが参加した。制作料と売上の一部が、子供募金団体に寄付されることになっている。 アト…

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フリーズ(Freeze)

威張ったり、へりくだったり 与えられたシチュエーションで序列を演じる寸劇ゲーム。去年のエッセン国際ゲーム祭で発売された新作で、ドイツゲーム業界で異彩を放ち続けるA.マイヤーの作品である。後で思い出し笑いするほど楽しい。 毎ラウンド4人が俳優として舞台に上がり、残りの人は観客となる。俳優は序列カードを…

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ぴっぐテン(Pig 10)

幸運をこの手でつかめ ドイツで豚は幸運のシンボルである。手札から0〜10のカードを出してカウントアップしていき、ちょうど10にした人が幸運をゲットできるカードゲーム。10にしたら「ピッグテン!」と叫ぼう。 カウントアップといっても、たった10なので、いきなり10を1枚出して「ピッグテン!」でもよい。…

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ブラックプリンス(Der schwarze Prinz)

カードで攻防 フランスの王位継承をめぐって14世紀に始まった百年戦争。イングランドを勝利に導いたエドワード黒太子がこの作品のタイトルになっている。対するはフランス王フィリップ6世。カードを用いるチェスライクなボードゲームである。ドライマギア社を設立したヨハン・リュッティンガーの処女作で、1983年に…